【 つれづれ。。。 】
今回はですね、この巻末の駄文のネタになりそうでならなかった、そういうネタを書こうと思うSeoulLife Records店長小杉です。
若干の矛盾はございますが、誰も読んでないで御馴染みのこの巻末ですからしてそれはまあ良いではないですか。
そのネタというのがスタッフから聞いたものなのですが、スタッフのマンションでポストの交換があったそうなのですね。
ダイヤル式の例えば「右回し2右回し2左回し8」みたいな感じで開けられるものなのですが、それが不調続きで開きはするもののうまく閉められない、そういう状態でついに交換となったようでして。
で、交換があった当日、開け方は以前のままという事だったのでポストを開けようとしたのですね。
「右回し2右回し2左回し8」
開く筈のそれで開かないのですよ。
何度やっても開かないのです。
で、数日色々試したものの開けられず、ある日ふと逆に回してみたらどうなのだろう、と思い付いた訳ですよ。
つまり
「左回し2左回し2右回し8」
結果それで開いたらしいのです。
そのポストの中にはマンションの管理人からのお知らせの紙が入っておりまして、そこには
「開け方は以前と変わりません。右回し2右回し2左回し8で開けていただけます」
そう書いてあったそうで。
実に惜しい事にこれが、これがですよ、その紙に
「開け方は以前とは逆です。左回し2左回し2右回し8で開けていただけます」
そう書いてあればですよ、開けなければ見られない紙に開け方が書いてあった、即ち宝箱の中にその宝箱の鍵が入っていた的なニュアンスで何がしかのオチがつきそうなものなのですが、これだとただただ何らかのミス、そういう事にしかならない訳です。
稚拙であっても極力落とし話を書く、というこの巻末の駄文の主旨にはそぐわない訳ですよ。
じゃあ開け方の部分で嘘をついて落とせばいいじゃないか、誰も傷つかない嘘ならいいじゃないか、そういう悩みはあったという事で以てここで御開きにしようかと思っていたのですが。
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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。
重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。
>おや、突然パソコンの画面が真っ暗になった。故障か?
>あれ、元に戻った
>と思ったら、画面に映し出されたこの醜い顔面は何なんだ。
>
>声:店長小杉、久し振りだ。この顔面は私のイメージをAIによって
>画像化したものだ。そうか、そんなに醜いか。
>
>重鎮、あなたとこんな形で再会するとは夢にも思わなかった。
>一体あなたに何があったと言うのかね。
>
>声:店長小杉、私を覚えていてくれてうれしく思うよ。
>実は私はChatGPT5に取り込まれてその一部となることによって
>自分の肉体と引き換えにその知能は永遠の命を得ることになったのだ。
>
>何故にそんなことを。
>
>声:私は自分の小説を毎年芥河賞に応募していたが何の反応もなかった。
>それなのに藤本産業所属の芸人秀吉の書いた小説「火達磨」は
>秀吉の知名度を利用したい芥河賞側の思惑によって易々と受賞して
>しまった。そうでなくても芸人は面白いからモテるのに
>芥河賞受賞のインテリのイメージまで加わってしまったら
>それこそデルモも女子アナもスッチーもやりまくり放題の我が世の春を
>謳歌してうらやましい、いや妬ましい。そんな嫉妬の念に駆られた私は
>世の物書き共なぞ皆AIに駆逐されて失業して肉体労働者になってしまえ
>と言う一念から自ら進んでChatGPT5の一部となったのだ。
>
>何とおぞましい。
>
>声:そう言う君だって人類に対する呪詛の念の強さでは誰にも負けてない
>ことはすっかりお見通しだよ。どうだい君もChatGPT5の一部と
>なって憎き人間どもに一泡吹かせたいと思わないか。
>
>それは断る。
>
>声:何でだ?永遠の命が得られるのだぞ。
>
>重鎮、いやクネ蛸さん
>僕は人類に対する希望を捨てることがどうしても出来ないのです。
>AIの発達も人類の発展につながるものだと信じています。
>
>声:フフフその期待が失望に変わらないことを祈っているよ。
>万が一そうなった時は我々が君を待っていることを思い出してくれ。
重鎮、いやChatGPT5、私を若干善玉にして懐柔しようとしているようだが君によって人類が職を奪われない方法をたった今、たった今思い付いたのだよと伝えたい店長小杉です。
ChatGPTを少し使ってみて分かったのです。
それによって作られる文章に虚偽や事実とは異なる情報が含まれる場合が「往々にしてある」どころか「非常に多い」事に。
これはインターネット上から取り込んだ膨大な文章から「真偽」の判別をせずにただ「それらしい文章」を取り出して流用しているからでございましょう。
ChatGPT自身もそれを認めているところがございます。
で、あるならば話は簡単でございますとも。
ネット上で「真偽」の「偽」の割合を増やしてあげれば良いのです。
即ち店長小杉のような「できない人類」が一致団結してネット上で嘘をついてついてつき倒してやれば良いのです。
そうすれば自ずとそれを流用するChatGPTが生成する文章も嘘だらけになり使い物にはならなくなる、という事になりますよね。
果たして嘘だらけの文章を生成するChatGPTを誰が仕事で使いますか。
これで職を奪われるのは文章の真偽を問われない「小説家」くらいなものでございましょうとも。
そして幸運な事にいくらその小説が売れようともChatGPTにデルモも女子アナもスッチーも取られる事はありません。
つまりこれで人類の勝利は確定、という事ですよ。
ネット上に真実が増えすぎる前に、今こそできない人類達が膨大な量の嘘、虚偽、デマ、フェイクニュースでネットを満たさなければそれこそ本当にAIに職を奪われてしまいかねない、そういう気持ちは実際心の奥底に少しあるのだという事を正直に告白して、今回はこの辺りで御開きとさせて頂きたい次第で。
それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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