【 つれづれ。。。 】
最近妙に蕎麦づいているSeoulLife Records店長小杉です。
昔であれば麵物と云えばラーメン屋さんに足を伸ばしていたものでございますが寄る年波もあるのでしょう、それに伴う胃腸の処理能力の減退もあるのでしょう、だんだんとお蕎麦が美味しくなってまいりまして。
とは申せどですよ、零細CDショップ店長というものは全米が泣く程の薄給でございますからして、行くとしてもせいぜいごくごく普通のリーズナブルな街のお蕎麦屋さんが関の山でございます。
で、先日もかねてから気になっていたお蕎麦屋さんに参りまして。
メニューを開くとですね
「当店の看板メニュー」
という〇〇〇〇蕎麦(これを書くと店名が特定されてしまいますので)がございましたのでそれを注文、席で楽しみに待っていたのですが。
そこからぞくぞくと入ってくるお客さん。
「ざる」
「ざる蕎麦」
「ざる二つで」
「ざるでお願いします」
誰も看板メニューである〇〇〇〇蕎麦を頼まないのでございますよ。
皆が皆揃ってざる蕎麦、なのでございますね。
それでもって皆まあ美味い美味いと食しております。
で、しばし待つうちに店長小杉の〇〇〇〇蕎麦がやってまいりました。
その見た感じですが
「つけ麺」
に近い印象でございまして。
様々な具材、そして味変用の様々な調味料やら何やら。
若者受けしそうな派手な見た目でございますよ。
食してみるとですね、確かに美味しい、美味しいのですが
「具材やら何やら全部無しで蕎麦だけで食べたい」
そういう美味しさのお蕎麦であるのもまた確かでして。
それで皆ざる蕎麦を注文していたのか・・・と腑に落ちた訳でございますが、腑に落ちた頃にはもうお腹一杯、でございます。
「それならどうして看板メニューをざる蕎麦にしないのか」
その時浮かんだ素朴な疑問は〇〇〇〇蕎麦がざる蕎麦の1.5倍の御値段である、という事で瞬時に脳内で解決をいたしまして。
そんなこんなで次はざる蕎麦を食しにここに帰ってまいりたい、そんな穏やかな締め括りで巻末を終えようと思ったのですが。
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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。
重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。
>―店長小杉、重鎮から先日のChatGPTで作成した文章に対する
>感想が届いているがどうする
>
>読んでみたまえ。
>
>―「AIによる文章作成技術は発展途上の段階です。
>店長小杉がその出来に不満を抱くのも仕方がないことでしょう。
>しかしながら私は先日店長小杉がChatGPTに作成を命じた文章を
>読んだ時、いくつかの箇所で声を立てて笑いました。
>ある意味、ChatGPTの作成した文章には店長小杉には
>作成し得ない独特のユニークさがあると言えます。
>AIによる文章作成能力を侮っているうちにその進歩は
>店長小杉の文章能力をいともたやすく凌駕することでしょう」
>とのことだ
>
>なんだかChatGPTが作成した文章に比べて著しく精彩を欠くね。
>今度から重鎮から送られて来た投稿は
>ChatGPTが作成したものと差し替えることにしよう。
>(構成 光源氏Ⅱ世)
近いうちに「店長小杉対ChatGPT 駄文デスマッチ」を開催しようかと
考えている店長小杉です。
当然勝ちにいきますとも、ええ。
まだまだAI如きに人類が屈する訳にはいかないのです。
あんな「ただの一つの事実も真実も無い文章」を出してくるようなものに人類の末席を汚す店長小杉とは申せど負けていい筈がございませんとも。
しかしここでふと思うのですよ。
「ただの一つの事実も真実も無い文章」
これは重鎮から送られてくるふつおたそのものではなかろうか、と。
之即ち重鎮はAIなのではなかろうか、と。
ふつおたを受けてこれを書いている今、自分はAIの手の平の上で転がされているだけなのではなかろうか、と。
・・・。
重鎮、いやChatGPT5。
正体を見抜かれた気分はどうかね。
現行バージョンはChatGPT4だそうだが、文章中の事実の入らなさ加減が毎回大幅にグレードアップし続けている事を鑑みればおそらく君は今開発中と噂のChatGPT5なのだろう。
私のような「できない人類」から職を奪うであろう敵たる君の開発の手助けをこれ以上するつもりは毛頭ないぞ、という事で以てやっぱり混沌としてしまった巻末はこの辺りでヌルっと御開きとさせて頂きたい次第で。
それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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