「サッカーファンと野球ファンの違い」 2022年12月7配信号

【 つれづれ。。。 】

サッカーワールドカップから完全に取り残された状態のSeoulLife Records店長の小杉です。

当然面白いスポーツだとは思いながらも心底の興味までは無く、さりとて御祭事にそのまま乗っかれるような素直な性格でもない、となりますとまあこうなりますね。

しかしまあ思うのでございますよ。

コロナ以前のワールドカップあたりから疑問に思っていたのですが、サッカーと野球のファンには何だか大きな違いがある、少なくとも店長小杉の周辺を見ているとそんな風に感じる事があるのです。

特に敗戦時や敗戦の色が濃い場合でございますね。

野球のファンであれば店長小杉周辺でよく聞く台詞が

「ワシが(タイガースの)監督やったならあの采配はせん!」

でございます。

この監督の采配云々については勿論サッカーでもあるのでございましょうね。

ただサッカーの場合、例えばスポーツパブなどで観戦していると何故だかこういう感じの台詞を聞くことがしばしばあるような気がするのです。

「ヘタクソ!今のはシュートできたやろ!」

ええ、監督ではなく選手に対してのものでございます。

ずっとサッカーをやってきた、それを言っている自分よりも少なく見積もって100万倍はサッカーの上手い、それが故におそらくはシュートしなかった事には理由があるであろう選手に対してでございますよ。

これは店長小杉の周辺だけに起こる現象でございましょうか。

対してこれが野球であればスポーツパブで

「ヘタクソ!今のは打てたやろ!」

みたいな台詞はまああまり聞いた事がございません。

はてさてこれは一体どういう事であろうかと知人と話していた所、知人からひとつの仮説が出てまいりまして。

「サッカーの場合、あるいは明確な上手い下手の理解がそこまで無いファンの人の比率が多いのではなかろうか」

何となく分からなくもない、とは思いましたよ。

野球であれば沢山ホームランを打つであるだとか、沢山ヒットを打つであるだとか、沢山三振を取るであるだとか、沢山盗塁をするであるだとか、沢山送りバントをするであるだとか、とにかく諸々何がしかが沢山であればいい、そういう分かりやすい部分が多うございます。

ただサッカーとなりますとどうでしょう。

とりあえず得点を沢山取る選手は間違いなく上手い選手であろうとは思いつつ、それ以外の選手の評価の仕方が特に店長小杉のような素人目には大変分かりにくいのでございます。

そのあたりもあって特にワールドカップのような大舞台で素人目線のファンの方が急増する時、前述のような台詞を聞く事が多くなるのではなかろうか・・・そういう仮説でございますね。

しかしまあこの仮説を出した知人もサッカーのルールといえばオフサイド位しか知らないという店長小杉同様ズブズブの素人中のド素人のさらに下層に属する人間でございます。

この仮説は果たしてどうなのか、云々かんぬんと議論した結果

「こうしてグダグダと下らない議論をしているこの二人よりも観ながら選手にあれこれ言う人のほうがよっぽど真剣かつ素直に楽しんでいるのだから外野の我々の意見なぞどうでもよいではないか」

そういう結論に達しまして。

そういう結論には達したものの、ここまで書いてこの駄文の結論、着地点を完全に見失ってしまったという事を正直に告白いたしまして、諦めと共に今回はこの辺りで御開きとさせて頂きたい次第で。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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