【 つれづれ。。。 】
もう身体の外側も内側も辛い、そういう訳でもって今回は短めにと考えておりますSeoulLife Records店長の小杉です。
いえ、病気だとかそういう事ではございませんで。
昨晩の夜中一時位にですね、晩酌のアテにと数日漬けてあった胡瓜のぬか漬けを食べていたのですね。
で、数切れ食べた時点で気づいたのですよ。
「何だか味がおかしい」
・・・そう、これは・・・
「発酵」
ではなく
「腐敗」
なのではなかろうか、そんな気がしたのでございます。
大抵の事はそうでございますが気付いた時にはまあ手遅れ、でございますよ。
少しすると何とも気持ちが悪い、気のせいもあるかも知れませんがとにかく気持ちが悪い、そんな状態になりまして。
自分の作ったぬか漬けで体調が悪くなるのももう二回目。
根本的に向いていないのでございましょう、これはもう潔くぬか床もろとも捨ててしまおうと思ったのでございますが、はてさて捨てるにしてもゴミ袋がございません。
明日ゴミ袋を買って捨てればいいかとも思ったのでございますが、もうこうなると早く捨ててしまわないと明日には気が変わってぬか漬け再チャレンジ、結果三回目の体調不良はもう目に見えております。
で、気持ちが悪いのを我慢して近くのコンビニまでゴミ袋を買いに行こうとフラフラと外に出た途端、何かに躓いて大転倒をいたしまして。
しこたま地面に打ち付けて痛む膝やら肘やら腰やら。
見れば落ちていた石だか何かで切ったのか、手のひらからは血も出ております。
それもこれも全部ぬか床が悪いのでございますよ。
激烈にモテないのも恐ろしく性格が悪いのも絶望的に収入が低いのも、何もかも全部ぬか床が悪いに違いありませんとも。
捨てなければ。
一刻も早く。
この諸悪の根源を。
そういう訳でですね、痛む身体も流れる血も厭わずコンビニでゴミ袋を買いまして、即刻ぬか床を処分したのでございます。
そんなこんなで冒頭書きました通り身体の外側も内側もまだまだ辛い本日、今回この辺りでと思ったのでございますが。
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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。
重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。
>この前のメルマガの新譜情報で申重鉉のインストものが復刻とあり
>一瞬、おっと思いましたがよくよく見たらLPでの復刻
>アナログなんて手入れが大変だし立派な機材を揃えないとロクな音で
>聴けないし金だけやたらかかるブルジョアの玩具じゃねえか、
>素直にCDで出せよ蛸と思いましたが、気になるので値段を見たら堂々の一万越え。
>これは完全に長谷○○平のような「これって中古市場じゃ余裕で十万越え
>じゃん一万で買えるなら御の字だよ」と平気でのたまうセレブ向けの商品で
>私のような貧乏人には一生縁のないものです。ソウルライフレコードは
>今や金持ちだけを相手に商売している高級品店になってしまったのかと思うと
>何だか寂しい気持ちになりました。
>
>
>オーディオに関しては高級品志向の店長小杉です。
>こう言うことを書くと、店長小杉の分際で高級オーディオ何ぞ生意気だ
>一万年早い、と言う皆様の声が聞こえて来るようですよ、ええ。
>ただ言い訳をさせて頂きますと、店長小杉愛用の高級オーディオは
>知り合いの社長さんからのおさがりでございまして
>小杉君、最近オーディオを買い替えたから古いのは君にあげるよ
>と言う次第で頂いたものでございまして
>店長小杉自体は相も変わらず50代手前独身彼女なしの貧困層でございますよ、ええ。
>しかしながら、お気に入りの缶酎ハイを飲みながら
>お気に入りのレコードに耳を傾ける時間と言うのは
>いいことの全くなかった店長小杉の人生を彩る
>ささやかな至福のひと時でございますよ。
>重鎮も如何でしょう。
>気難しいことはおっしゃらずに、缶酎ハイをひっかけながらレコードを
>聴いてみるなんぞは。その際かけるレコードはソウルライフレコードで
>ご購入いただけると非常にありがたい次第で。
>何となく話がまとまった気がしなくもないここら辺で今回はお開きと言うことで。
・・・で、後半若干巧妙に文体を似せた店長小杉っぽい文章がございましたが、ここからが正真正銘本物の店長小杉でございます。
しかし当店ソウルライフ”レコード”とは申せどLPレコード盤に関しましては正直扱いたくない気持ちがあったのでございますよ。
少なくとも当店では、ですが取り扱うにあたっての色々な条件、云ってしまえば送料は勿論破損や不良についての諸条件がCDとは大きく異なるため価格が全然高くなってしまう事もあって、気が進まない部分がございました。
御客様側からすればそんなの知らんよ、という愚痴めいた御話ではございますが。
しかしただまあですね、レコードという物を聴くにあたっては特段高い機材なぞ全く以て必要ないという持論はございます。
そもそもレコードが現役、音楽の主役であった頃、アンプだってスピーカーだって今よりも遥か遥かに性能の劣るものが普通に使われていたのですよ。
特に一般の御家庭はほぼ総てそうだったでしょう。
昔々店長小杉の実家にもレコードプレーヤーがございましたが、アンプ内蔵の安っちいプレーヤーにペラペラの材で作られた小さなスピーカーが繋がっているだけのものでございました。
ですので、そういうどうでもいい位に安くてメンテナンスもロクにされていないような当時の一般の御家庭の機材から出る音こそが
「当時皆が聴いていた本当のレコードの音」
であり
「当時アーティスト達が聴いて欲しかった本当のレコードの音」
だとも思うのでございます。
当時のレコーディングエンジニアだって高価なハイエンドの機材で再生される事を前提にミックスやらマスタリングやらをする訳もなく、一般的な安価な再生環境でこそ真価を発揮するよう考えていた筈なのですから。
細かくは忘れましたがエアロスミスだったかローリングストーンズだったか、とにかく有名な大御所バンドがあるアルバムで
「皆がそれで俺達の曲を聴くであろうカーステレオのしょぼいスピーカーを前提にミックスした」
みたいな御話があったのも覚えておりますよ。
それを金に任せた高価な機材で再生してみたところでそこに本来の力は無い、ただただクリアで再生帯域が広いというだけで音楽的な意味では真に良い音ではない、そう思うのでございます。
ええ、何だかんだと偉そうにレコードだの音だのを語ってはおりますがですよ、勿論のことレコードプレーヤーの類は一切持ってございませんで。
一応学生時分には持っておりましたが、レコード数十枚もろともほぼほぼ全部処分してしまった事を今は深く後悔しつつですね、今回はこの辺りで御開きとさせて頂きたい次第で。
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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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