【 つれづれ。。。 】
安普請に加えて基本的に植物の育たない部屋に住んでいるSeoulLife Records店長の小杉です。
日当たりはそこまで悪いほうではないとは思うのでございますが、お部屋の造りが安普請なりに変わっていて元々は確かホテルになる筈、あるいはホテルだった、そんな建物でして
「明るい割にはちゃんと日が当たっている場所が少ない」
せいもございましょうか。
ホテルというと聞こえは良いかも知れませんが、広さから何からお手頃価格のビジネスホテルのお部屋を想像して頂ければそれがピッタリかと。
そういうお部屋で日当たりはそこまで気にしませんですよね。
窓に関しては「そこから簡単には落ちないように」が最優先事項でございますからして、そういう造りでして。
そのせいか観葉植物だの何だの、何を育てても片っ端から枯れてしまうのですよ。
で、そのような環境でも、否そのような環境だからこそ、よく育つものは何かと申せば
「カビ」
これでございます。
日当たり加減に加えて湿気も溜まりやすいのか浴室のカビ、色とりどりのカビ、これがもう物凄いのですよ。
同じマンションのどの部屋もちょっと変わったお部屋の構造上これには結構悩まされているとは思うのですが特にそれが
「もはやこの部屋に女性の来客がある事はなかろう」
とビシッと腹を括った50手前独身彼女無し男性の部屋となるとですよ。
誰も来ないんだから掃除なぞ知ったことかと何年も何年も放置を続けた結果、もはや浴室内でカビの生えていない場所を探すほうが難しい、そういう恐ろしい状態になる訳です。
パッと見た感じは
「20年前に廃墟となったマンションの浴室」
のようなビジュアルでございますね。
人の一人や二人そこで命を失っていて不思議ではない、そういう凄みすらございますとも。
しかし流石に来客云々以前に自分が入る事すら躊躇するような状態になってしまった昨今、これではいけないと手を打つ事にいたしまして。
「おそうじ本舗」
に来ていただいたのですよ。
痛い出費ではございますが一見して自分では到底無理だと分かるレベルのものはプロにお願いするしかございません。
当日ガチャリと浴室のドアを開け、あまりの惨状に絶句する担当の方。
「と、とりあえずはできるとこまでやってみますが、全部は無理かも知れません」
それはもう如何にプロであれ当然の事と納得する店長小杉。
取り掛かって頂けるだけでも有難い、それほどの状態ですからして。
それから一時間半、ようやく一段落という事で見せて頂くとですよ。
もう見違える程に綺麗になっておりまして。
「すみません・・・手持ちのカビキラーを総て使い果たしてしまったので完璧ではないのですが・・・」
それももう如何にプロであれ当然の事と納得する店長小杉。
当初痛い出費とは思っておりましたがしかしあの惨状がここまで綺麗になるのであれば逆に御安いのでは、そう思ってしまう仕上がりでございました。
そんなこんなでいつ女性の来客があってもそこまで恥ずかしくはない状態となった店長小杉宅。
後はもう当然の事ながら肝心要の女性の来客をどうするか、誰か来てくれるアテは無いものか、ただのひとつの心当たりも無いとは分かっていながらまあ今回はこの辺りでフンワリと御開きとさせて頂きたい次第で。
ふつおた(普通のお便り)」のコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。
それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SeoulLife Recordsへの感想・リクエストは order@seoul4life.com
までよろしくお願いします!