「慣れない事はしないほうがいい」 2022年6月7配信号

【 つれづれ。。。 】

今回は諸般の事情にて短めに、SeoulLife Records店長の小杉です。

ええ、諸般の事情というのはあくまでも建前でございまして、実の所は落ち込んでいるからでございますとも。

というのもですね、前回の駄文で書きました量産型独身OLの如く慣れない事とは思いつつ自分で自分の誕生祝いにと思い切って購入した

「約50年前のビンテージラングラーのGジャン」

が届きまして。

広げてみればデザインはもう最高でございますよ。

デニムの色の抜け具合も爽やかかつ絶妙。

若干毛羽だった生地の風合いもビンテージらしく最高でございます。

かつてワッペンが付いていたであろうステッチ跡も素敵。

着る前に試しに今愛用しているテラソンというメーカーのGジャン(これまた御安く手に入れた古着)と重ねてみれば、もうほぼほぼピッタリ同じサイズ。

誕生祝いに相応しい、何もかもが完璧でございますとも。

だからこそ、だからこそ慣れないながらも自分で自分の誕生祝いに購入したのでございますが。

で、喜び勇んで実際に着てみたところですね。

「何故だか着丈が異常に短い」

事が判明いたしまして。

おかしいのですよ、今愛用のGジャンと重ねてみれば全く同じサイズにも関わらず、着てみれば圧倒的に着丈が短いのです。

そして圧倒的に短い着丈に比して袖丈は圧倒的に長いのです。

おそらくはデザインと店長小杉の身体がまるで合っていないのでございましょう。

しかし仮に何もかもを想像で例えるのであれば、アメリカはフロリダのフーターズ勤務、チップ額全店舗中No.1の金髪ブロンドのジェーンさん(21歳、建前上彼氏無し)ならば

「そうね、メーカーは何だっていいけどとにかくチューブトップとホットパンツ、そして何より50年近い時を経たこのラングラーのデニムジャケットさえあればいつだって私は完璧なの。そう、これさえあればフロリダ中の男全員が私のボーイフレンドになるのよ

なんて事を真顔で云い切れる、そういう類の特別な物だというのは分かりますよ。

あくまでも想像の例えでございますが。

しかしこんな破壊力のあるものをそのジェーンさんではない零細CDショップ勤務の50手前の独身彼女無し男性が無理やり着たらばどういう事になるか、流石にこれはもう容易に想像がつきますとも。

自分で自分に誕生祝いなんて慣れない事なぞすべきではなかった、そういう訳でですね、もう渋々、もう泣く泣く、買ったばかりのこの誕生祝いを即日売りに出す事にいたしまして。

某有名フリマアプリで探せばですよ、おそらくこれが見つかるかと思いますのでですね、もし気になった数少ない読者のうちの特に淑女の方々、宜しければ一度御探し頂ければという事で以てですね、今回はこの辺りで御開きとさせて頂きたい次第で。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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