「セカンドストリートで服を売ってみた」 2022年4月19配信号

【 つれづれ。。。 】

ふと思い立って「断捨離」を始めると「終活」と勘違いされるようになってしまったSeoulLife Records店長の小杉です。

頭の中のスケジュール帳をパラパラとめくってみてもまだ特に近々で死ぬ予定も入っていなければ入れるつもりも毛頭無いのでございますが。

ミニマリストが断捨離、しかもまあまあな持病あり、となるとそういう「いよいよ」的な印象を与えるものなのかも知れません。

ただいくらミニマリストとは申せど、着なくなった服の何着か位はそれなりの年数生きていれば出てくるものでございますよ。

で、この週末にリサイクルショップにそれを売りに行く事にいたしまして。

別に売って御金が欲しい、という訳ではなくて店長小杉の趣味趣向の変化で着なくなっただけのまだまだ全然着られる服をポイと捨ててしまう、これは一生懸命この服を作った方々に申し訳ない、という気持ちが第一でございます。

もしも自分が手ずから服を作ったなら、それはもう着古してボロ切れ同然になったとてできる事なら捨てて欲しくない、そういう想像は難くございませんとも。

ですからして何なら無料で引き取って頂くだけでも良いのですよ。

それで次に誰かがこの服を着るかも知れないというチャンスが出来るのであれば。

ただまあ心の奥底では多分ですが全部で10円くらいにはなるであろう、という皮算用はあったのでございますが。

しかしここでですね、不要になった服が合計で6着ほどですか、これを入れて運べる袋を持っていない事に気づきまして。

仕方が無いので100均で大きなビニールバッグを一つ購入いたしましたよ。

気高い志に反比例して卑しい思想とは思いつつも、この時点で販売予定額の10円に対して既に出費が110円、即ちマイナス100円でございます。

そして実に久々の電車に乗ってリサイクルショップに向かう途中、電車代が片道380円、往復合計で760円という事が判明いたしまして。

ここで合計マイナス860円が確定でございます。

電車の中で考え込む店長小杉。

果たしてランチ1回分の御金とそれなりの時間を使ってまでこの方法で、そしてたった6着の服を無理に処分する必要があるや否や。

ゴミ箱にポイなら0円即完了、でございますからして。

しかしですよ、この行動を起こした当初の思想もそうですが昨今の時流も地球環境の為に物を、資源を、できるだけ大事にしようという方向に流れている筈。

そう、この行動は間違いではないのだ、決して御金の問題ではないのだとリサイクルショップに着いてカウンターで買取をお願いする店長小杉。

しばしの後に買取金額を伝えられましたよ。

「1120円です」

「1120円ですか!?」

いや話が変わって参りました。

頭の中で急遽ソロバンをはじきなおす店長小杉。

1120円(売上) – 870円(諸経費) = 250円(利益)

不要な服を引き取って頂いて、地球環境の為にもなって、それでいてなおかつ最終的には250円という利益もある訳ですよ。

ゴミ箱にポイで環境悪化に一役買った上で0円とは天と地の開きがございますとも。

これは良かった、今回我ながら良い行動をしたのではなかろうか、そう思いつつ帰りの駅前でうっかり食べてしまったラーメン750円を経費に入れるべきや否や、入れると500円のマイナスではないか、そういう超弩級破格のスケールで小さな事をウジウジと考えつつ今回はこの辺りで御開きとさせて頂きたい次第で。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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