「ボンドG17を使ったコンバースの修理」 2022年3月15配信号

【 つれづれ。。。 】

自他共に認めるミニマリスト風味が強い40後半独身彼女無し男性、SeoulLife Records店長の小杉です。

先の週末は2足しか持っていない靴の片方、赤のコンバースワンスターの修理に費やしておりまして。

つま先の部分の靴底が剥がれてきていたのでございますよ。

「コンバースくらい安いんだから買い換えなさいよ」

という向きもございましょう。

「そもそもその歳で靴が赤のコンバースはないでしょうが」

そういう向きもございましょう。

ただまあどれだけ歳を取っても赤のコンバースは常に1足持っていたい、そして履いていたい、それもピカピカの新しいものではなくてそれなりに履き込んだちょっと小汚いものを履いていたい。

そういう主義主張の人間なのでございまして。

だからモテないのでございましょう。ええ分かっておりますとも。

そんな訳で、とりあえずボンド(G17というものです)とハンマーを準備いたしまして。

何でも靴底の修理ははがれた部分をボンドで貼り合わせてただ待つ、のではなくとりあえず接着する両面にボンドを塗って、手に付かない位乾いてからハンマーなり何なりで叩きまくってくっつければかなり強力に接着できるそうですよ。

で、まあその通りボンドの頃合いをみてつま先部分と靴底をくっつけて、一発一発にありったけの力と想いのたけを込めて叩きに叩いてやりましたよ。

「何でこんなにモテないんだッ!」

「何でこんなに給料が少ないんだッ!」

「何でこんなに人望が無いんだッ!」

「全部自分のせいじゃないかッ!」

・・・と。

その想いが強かったのか、力が強かったのか、単純にボンドが強力だったのか、もう恐ろしい程ガッチリと接着できまして。

2~3時間ほど乾かしてから履いてみれば、つま先はほぼもう何事も無かったかのようです。

もう数か月は全然持つのではないでしょうか。

とりあえず靴底の修理はボンドのG17、そして人生への呪詛の力、この二つがあれば結構上手くいくという豆知識を披露したところでですね、今回は、いや今回もオチも無くサラリと終わろうと思ったのですが。

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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー

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さてさて。

読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。

重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。

>それにしてもプー公の野郎俺が目を離しているスキにコソコソ戦争なんか
>始めやがって。

>重鎮:店長小杉、ご機嫌斜めのようだね。ところでギター女子に興味
>はあるかい。

>何だ重鎮か。ギター女子とはギターの弾き語りをしている主に若い女性
>を指す言葉だね。僕はかねてから彼女たちがどう言う気持ちで弾き語り
>をしているのか、その気持ち思想哲学のすべてを知り尽くしたいと思っている。
>出来る事なら同じ屋根の下で暮らしたいとすら思っているよ。

>重鎮:ギター女子で尚且つメガネ女子と言うのはどうだい。

>何、そんな女性がいるのかい。是非とも紹介してくれたまえ。

>重鎮:ウォン・テリム / 世界のすべての馬と歌、まさにメガネ女子系
>ギター女子界の新星と呼べる存在だ。

>経歴とかわかるかい。

>重鎮:詳しいことはわからないが2020年のライブ動画ではジャジーな
>バックを従えていて同年のシングルCDも同傾向の音作りとなっている。
>去年の暮れに出た今作ではバック・ミュージシャンが一新されていて
>音の方もポストロックと言うかポストパンクと言うかポストグランジ
>と言うかポストハードコアと言うかとにかくポスト何とかな音であること
>は間違いない。

>オルタナフォークと言うのはどうだい。

>重鎮:そうだね。あとインディーフォークとか。歌声も愛らしいので
>プロモーションすれば日本のギター女子愛好オヤジにも受けそうだ。
>イ・ランの歌は好きだけど気が強いところがちょっとと思っている
>御仁には是非ともおすすめしたいね。

>お言葉を返すようだがシンガーソングライターになるような女性は
>皆気が強いんではないかい。僕にはそこがまたたまらないのだよ。

基本的にギター女子の「女子そのもの」には実はあまり興味が無い店長小杉です。

ギター一本と身一つでステージに立てるその若く強靭な精神と溢れんばかりの生命力が、臆病者で死にかけの店長小杉には何だかたまらなく怖いのでございます。

ライブハウスでギター女子の「実物」を数多く見てきていれば尚更の事で。

まあこれが女子ではなくて男子であっても同様に怖いのでございますが。

「そう云う御前も趣味のバンドでステージに立っているではないか」

と云われるかも知れませんが、これがベース担当という立場からいたしますとビジュアル面ではボーカルが、サウンド面ではドラムが、それぞれ「盾」になってくれている御蔭で毎回緊張で足をガクガクと震わせながらもギリギリ立てているように見せられている次第で。

そんなビビリでヘタレで臆病者でなおかつ根性無しの店長小杉からいたしますとギター女子はその女子がギター女子となれたが故に興味の対象外となる訳ですよ。

勿論の事、その音に関しては完全に別物なので興味の対象内でございますが。

では韓国のギター女子では何がオススメなんだ、となりますとですよ、職業柄「特定のアーティストのオススメは極力しない」という主義もあって難しい所なのではございますが、強いて、強いて申せば確かCDは自主制作盤しか出してない筈なので良かろう、という事で「MUSTANG SALLY」でございましょうか。

大変失礼ながらあくまでも個人的な感想、イメージ、としては地方のごくごく普通の小さなライブハウスにごくごく普通に毎週出演していそうな、ごくごく普通の女性ブルースシンガーでございます。誰が何を云ってるんだ、御前何様だ、というのはあくまでも個人の感想という事で横に置いてですよ。

ただ「あまりにも普通過ぎてついつい何曲か聴いてしまう」のでございます。

いや歌もギターの腕前も大したものでございますとも。

その地力の裏打ちがあるからこそ「強力な普通」ができるのでございましょう。

ただ前述の理由で以て個人的には女子としては興味がなかなか持てない、という失礼の漆塗りでもって今回はこの辺りでヌルリと御開きにさせて頂きたい次第で。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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