「酒飲みの意地汚さと愚かさ」 2022年3月8配信号

【 つれづれ。。。 】

ほんの若干、もうほんの若干ではございますが体調がすぐれない気がするSeoulLife Records店長の小杉です。

と、申しますのも昨夜の事でございますよ。

深夜の残業の終わりかけから日頃愛飲している「ビールに似たもの」を飲み始め、残業が終わる頃にはそれが三缶目。

それは体調がすぐれなくて当然であろう、深酒で翌日体調が悪いなぞ自業自得、しかも職場で飲酒とは社会人として如何なものか、という向きもございましょうがそれだけではないのでございます。

その三缶目を片手にフラフラと歩いて会社から徒歩5分の所にある安普請の自宅に帰りまして。

で、安普請の自宅で最近購入した安ベッドに腰掛けつつ、安スマホでニュースを読んでは床に置いたその三缶目に手を伸ばし、というのを繰り返しておりましたところですよ。

途中で何だか味覚が変な事に気づきまして。

飲んでいるのはあくまでも「ビールに似たもの」でございますからして、ビールとはちょっと違う味ではあるのですが、それにしてもそれが似せようとした筈のビールからはあまりにも程遠い味に感じてまいりまして。

美味しくないのです。

何だか急にヌルいのです。

ハッキリ云ってマズいのです。

こんな味ではなかった筈。

はてさて、これはまさか例のアレに感染したのではなかろうか、だとしたらばその場合一体どういう行動を取れば良いのであろうか、連絡を取るべきは保健所なのであろうか、病院なのであろうか、そんな事をスマホで調べつつですね、酒飲みとは実に意地汚いものでマズいマズいとは思いつつ残り全部を綺麗に飲んでしまいまして。

そこでふと、手に持っている飲み干した三缶目に明らかな異変を感じたのでございますよ。

手に持っているのは500ml缶、しかし記憶では三缶目として購入したのは確か350ml缶だったような気がするのです。

そして残業終わりの記憶を辿っても、会社を出るその時手に持っていたのは間違いなく350ml缶でございます。

しかしですよ、いま手に持っているのは間違いなく500ml缶。

何度見ても500ml缶。

これはアレに感染とかではなく、持病のアレが、脳腫瘍が、恐ろしい事になって脳に重度の障害が起こり始めているのではあるまいか。

ちょっとしたパニックでございます。

味覚、視覚、あるいは記憶に異常が起こっている訳でございますからして。

ああ、いよいよ開頭手術なのか、いよいよ入院生活なのか、こんな状態ではスタッフや御客様方に迷惑をかけぬ為にも零細CDショップ店長の職もいよいよ辞さねばなるまい。

安ベッドに腰掛けたままガックリとうなだれる店長小杉。

その床に向けた視線の先にあったものがですよ。

350ml缶でございます。

触ってみるとまだ全然冷たいのです。

一口飲んでみればちゃんと美味しゅうございます。

では、ではこの手に持っている500ml缶、これは一体何なのか。

つらつらと記憶を辿っていくとですね、この500ml缶は

「確か二日ほど前に半分ほど飲み残したまま床に放置していたもの」

でございまして。

そんなものを全部飲んでしまったらですよ、それはもう冒頭書きました通り体調が若干悪くても何ら不思議ではない、むしろ若干で済んでいるならラッキーではないか、そんな事を思いつつ今回はこの辺りで爽やかに御開きとさせて頂きたい次第で。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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