「言いにくい相手にビシッと一言」 2022年1月25配信号

【 つれづれ。。。 】

世間様同様にいよいよ昨今の御時世も極まりつつある感を感じているソウルライフレコード店長の小杉です。

いやもう大変な状況でございますからして、当店が誇る紳士淑女の御客様方ももう充分に御承知ではございましょうが改めて衛生面を徹底して身を守って頂ければ、そう思う次第で。

御客様あっての当店でございますからして。

そんな折にですね、何だか髪を切りたい、猛烈に切りたい、とにかく髪型を変えてしまいたい、そんな衝動が訪れまして。

しかし贔屓にさせて頂いている美容室はいつも予約が満杯、当然人で一杯、仕方なく家で乾杯、こんな御時世にそんな不要不急の用事で人の多い所に行く訳にもいきますまいyo!、とネットで予約状況を見てみた所ですね。

ガラガラなのです。

見事にガラガラなのですよ。

御時世の影響でございましょうかね。

ただガラガラという事はですよ、これ即ち美容師さん以外にほぼ人が居ない、という事ですからしてこれならば良いのではとまあ行って参りまして。

この行動が正しいのかそうでないのか、それは分からないのでございますが。

しかしとりあえず滞在時間はできるだけ短い方が当然良い訳でして、店長小杉が無いセンスを振り絞ってあれやこれやと時間の無駄に等しい注文をするよりはと思いまして席に座るや否や

「もう何もかも総てお任せで」

とビシッと男らしく潔い指定をさせて頂きましたよ。

で、改めて目の前の鏡に映った美容師さんをちゃんと見てみますとこれが

「金髪パンチパーマ」

の美容師さんでございまして。

初めて見る方なのでございますよ。

果たしてこの方に総てを任せて良いものや否や、と思う間も無く

「総てお任せですか、ありがとうございます」

ニヤリと笑う金髪パンチパーマ美容師さん。

もう後には引き返せません。

ええ引き返せませんとも。

何か云えば引き返せるのかも知れませんが、金髪パンチパーマの方に今更何か云えるような根性なぞ微塵も持ち合わせていないのでございます。

覚悟してマスクをしたまま黙って目を閉じてどれほどの時間が経ったでしょうか。

パーマもされているのは分かったのではございますが。

「できました、これで如何でしょうか」

恐る恐る目を開けてみるとですね。

「ドリフのコントの爆発オチの後」

が目の前に広がっておりまして。

これはもう相手が金髪パンチパーマであろうが何であろうが云うべき事は云わなければなりません、美容師さんに鋭くビシッと云ってやりましたとも。

「バッチリです、ありがとうございます!」

・・・と。

そんなこんなでそれから行く先々でこの暗い御時世に微妙な明るさの半笑いや薄笑いを届けて回っているこの数日、果たして今回のこの行動が正しかったのかそうでなかったのかを今だ考えあぐねている次第でして。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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