【 つれづれ。。。 】
神仏の類は「その時都合の良いものを都合の良いように信じる」事をモットーとしているソウルライフレコード店長の小杉です。
このフレキシブルなモットー、宗教観はそれはまあ宗教宗派によっては
「不謹慎な」
とはなると思うのですが、信じるものをどれか一つに限定すればですよ、即ち残り総ての否定にも繋がりかねない訳でございます。
その時都合の良いものを都合の良いように信じていればこれ即ちどれを否定する訳でもない、そういう意味合いでは平和的宗教観であると思ってはいるのでございますが。
で、まあその店長小杉がですね、例えば御仕事やら私事で何か良くない事、不幸不運があった時に最近よく取る行動がございまして、それが
「塩を身体にかける」
というものなのですね。
塩というものは洋の東西問わず「清め」の意味があると聞きますよ。
これでもってとりあえず清められる、不幸不運を起こした元凶たる何やら邪悪なものが身体から離れてくれる、そんな、そんな風に信じるようにしておりまして。
会社のデスクにもそれ用の塩が置いてございますよ。
何も特別な塩とかではなくてどこでも買える御安い食卓塩、赤いキャップのアレでございます。
それを会社の部屋から出てオフィスビルの共用の廊下でひとつまみ程度、パラパラとやる訳です。
不幸不運には定評のある身でして、それがまあなかなかの頻度なのでございますが不思議な事にその度に何となくはですが気が楽になるもので。
100円そこいらの食卓塩で僅かとはいえ心の平穏が得られる、しかも1回こっきりではなくそれなりに量もございますのでそのコストパフォーマンスたるやなかなかのものございますよ。
食卓塩はもっと価格を上げても良いのではないでしょうか。ええ。
しかしここでふと思ったのですね。
大きなオフィスビルでございますからして、同じフロアには20社ほど会社が入っておりまして、他社の方々も同じ共用の廊下を通る訳ですよ。
そこでしょっちゅう身体に塩をかけていれば。
「あの会社、しょっちゅう人が死んでるぞ」
等という風評被害が生まれないだろうか・・・と。
これはいけません、いけませんとも。
知らずに見れば店長小杉だってそう思うかも知れません。
いや、確実にそう思うでしょうとも。
あの会社の周りでは何という頻度で人が死んでいるのであろうか、と。
そこで文明の利器インターネットでですね、探し出したのですよ。
「お清め塩スプレー」
なる商品を。
香水感覚でシュッとひと吹き簡単お清め、すぐ購入いたしましたよ。
これでもう不幸不運に邪悪なもの、これらとは綺麗サッパリサヨナラでございますとも。
そして到着したのこの「お清め塩スプレー」を
「神が大量の小さな不幸を寄せ集めて水を加えてこねくり回したら店長小杉になった」
と信じて疑わない当店の口の悪いスタッフに見せた所ですね。
「それは別にどうでもいいんですが、”不幸”が自分で自分に塩かけてるのを見てるとそのうち清められて死ぬんじゃないかと心配なんですよね」
というですね、若干自分でもそんな気がしていた事をズバリと云われまして。
これで少しでも体調が悪くなったらこの習慣は止めよう、そんな事を思いつつ今回も下らない巻末の駄文はこの辺りで御開きとさせて頂きたい次第で。
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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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