「夏休み、○○○○の観察日記」 2021年7月27日配信号

【 つれづれ。。。 】

とりあえず自粛生活もいよいよ煮詰まってきた感が否めないソウルライフレコード店長の小杉です。

「コロナ以前」から基本的には自宅、会社、決まった御食事処、のトライアングルをクルクル回るだけの生活ではあったのですが、それでもまあ時たま趣味のバンドだ何だで違った場所に行く事はあったのです。

ただ、今はそれもほぼ無いに等しく、おそらく状況が落ち着くまでは無いに等しいままなのでございましょう。

それはもうどうにも致し方無い事ではございますよ。
特段店長小杉に限った事でもなく今はほぼ世界中が似たような状態な訳ですからして。

しかし何か、何がしか、ちょっとした事で気を紛らわせないとやっておれませんとも。

で、もう7月も末、学生なら夏休みの時期でしょうか。

お昼休みに頭にふと浮かんだのが「夏休みの観察日記」。

しかしですね、余りに遠い記憶すぎて一体全体何を観察していたものか、全く持って記憶に無いのでございますよ。

観察していたものはアサガオだったかヒマワリだったか、はたまた道行く露出度の高いギャルだったのか、或いはその総てだったか、もうサッパリ何も思い出せません。

そんなどうでも良い事をつらつらと考えつつ会社のすぐ横のスーパーで御仕事中に飲む水だのを買っている時に目についたものがあるのですよ。

「サボテン栽培キット」

フタの付いたカップ状のものでして、フタを開けて中の土に付属の種をまけばカップに書いてある種類のサボテンが生えてくる、そういう実にお手軽なものでして。

ひとつ今年の夏は「サボテン観察日記」でもつけようじゃないか、何故だかそんな気紛れを起こして400円そこらのそのカップを会社に持って帰ったのですよ。

帰る途中にもうサボテンに名前も付けましたよ。

「サボ太郎」

・・・と。

ネーミングセンス云々についてはこの際どうでも良いではありませんか。

頭に浮かぶのはカップ一杯に大きくなったちょっと人にも似た形の柱サボテンのサボ太郎、でございます。

そして会社の机でカップを開けて土に水を注ぎ、種の入った袋を開けた時にハタとその手が止まったのですよ。

「種が六個ある」

よく考えてみれば種が一つだけ、という事はございませんですよね。

種がたった一つではその種から芽が出なければその栽培キットはハイそれで御終い、な訳でございますからして、まあこれくらいの数はないと。

しかしですね、「サボ太郎」という命名はしてしまった訳ですよ。

六つの種全員「サボ太郎」というのも感情的にも倫理上も何だかとても良くない気がいたします。

そんな訳でサボ太郎、サボ次郎、サボ三郎、サボ史郎、サボ吾郎、サボ六郎と名付けられた六つの種は店長小杉と共に芽が出、光が当たる日を待ち続けている、そういう次第なのでございまして。

ちなみに今日で種をまいてから3日目ではございますが、店長小杉の人生同様一向に芽が出る気配はございません。

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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー

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さてさて。

読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。

重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。

>店長小杉の人生相談
><前回までのあらすじ>
>最愛の恋人を劇団人間補完計画と作曲家すぎしたに殺された
>店長小杉の復讐が始まった。すぎしたを血祭りにあげた店長小杉の
>次なるターゲットは劇団人間補完計画だ。

>店長小杉だ。大人しく武器を捨てろ。

>女:あら小杉君、お久し振り。

>さと子、君は奴らに殺されたんじゃ……。

>女:あれは新宿のディスコで知り合った家出少女が身代わりになって
>くれたの。今の私はさと子ではなくて香港国籍のジェニー・ウォン、
>劇団人間補完計画の謎の黒幕と言う訳、ところで小杉君久し振りにどう。
>(と言って店長小杉に口づける)

>汚らわしい。(と言って女の頬をはたく)

>女:小杉君、昔から変わらないわね。クラスの女子はみんなあなたに
>夢中だったわ。なのにあなたはいつだって女に厳しいの。

>だけどジェニー、いやさと子君だけは僕のマドンナだった。

>女:私はマドンナなんかじゃなくてクレオパトラになりたいの。
>でも小杉君、あなたには感謝しているのよ。すぎしたの奴ギャンブルで
>借金がかさんで私の秘密をばらすと脅して私に借金の肩代わりをさせ
>ようとしたの。小杉君が奴をバラしてくれて本当に助かったわ。
>すぎしたは20年余計に生きてしまったのよ。20年前に死んでいたら
>誰もが認める歌謡曲とゲーム音楽の巨匠として追悼されていたでしょうに。

>君は僕を利用したと言う訳かね。

>女:だって私のことを好きなんでしょ。

>僕は自分を利用する人間に必ず言う言葉がある。

>女:聞いてみたいわ。

>アディオス。(消音器付きの銃が火を吐き、女の額に穴が開いた)

>―店長小杉これでよかったのか

>よくはないがドラマの結末とは概ねそう言うものではないのかね。
>(構成 光源氏Ⅱ世)

ドラマの結末はすべからくハッピーエンドであるべきである、という持論を持っている店長小杉です。

「辛い別れ」も「悲しい終わり」もわざわざ他人様の物を見なくてももうお腹いっぱい、という恵まれない境遇にあるせいでございましょうかね。

時間を割いて観る以上はもう観る前から壮大なハッピーエンドに加えて途中に辛い事悲しい事なぞ一切起こらない、という確約がされた上でもって終始笑顔で観たいものでございますよ、ええ。

で、まあですね、毎度の事ながら重鎮のこの普通でないふつおたには一切の事実が含まれていないのではございますが、強いて、強いてではございますが事実風味の事を探せばですね、

「女性に利用されがちな人間である」

という事くらいでございましょうか。

しかしそれも最早ですよ、

「店長小杉如きは女性に利用されてなんぼ」

という達観に至っておりまして、使い捨てるにしても100円ライターよりは若干長寿命、若干有用、という点を売り文句に妙齢の麗しき女性の方々からの幅広い御利用を御待ち申し上げている、そういう次第でございますよ。

まあ今回もなかなか酷い出来の駄文ではございましたが、この辺りでもって御開き、という事で。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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