【 つれづれ。。。 】
ごくごく下らない事でジェネレーションギャップと申しますか世代の違い、これを感じてしまったソウルライフレコード店長の小杉です。
先日ですか、春休みという事で職場に遊びに来た当店の口の悪いスタッフの御令嬢(小学一年生)と御話をする機会がございまして。
小学校の話の流れで給食の御話をしていた時の事ですよ。
「やっぱり給食の後は牛乳キャップめくりとかで遊ぶの?」
「なにそれ?」
店長小杉が小学生だった頃の給食後の遊びの定番中の定番、”牛乳キャップめくり”でございますよ。
学校によって若干ルールは異なったかと思うのですが、店長小杉がボンヤリと覚えているルールは確かこうでございます。
1. 対戦相手各々が牛乳キャップ1枚を出し、2枚を重ねる。
2. ジャンケンで先攻後攻の決定
3. 重ねた2枚を指先(主に爪の部分)でキャップを引っかくように弾いて裏返す
4. 2枚ともが裏返り、それが重ならずに離れていたら勝ち。
5. 1枚だけ裏返っていた場合、残りの1枚をひっくり返したほうの勝ち。
(裏返った2枚は離れていないといけない)
6. 2枚とも裏返っているが重なった部分がある場合、裏返ったものを弾いて裏のまま2枚を引き離せば勝ち。
7. これを勝負がつくまで繰り返し、勝者が2枚とも得る。
こんな感じでしたか。
当然ではございますが給食で手に入る牛乳キャップは1日1枚ですからして、負ければ1戦で手持ちの牛乳キャップは無くなってその日はもう遊べない、というなかなかシビアな遊びではございましたよ。
負けたくなさに簡単に裏返らないよう牛乳キャップを分解して、その間に鉄やら鉛の板を仕込んでくる豪の者も居りましたか。
そういう遊びである、と説明をしようとしたのですが。
御令嬢の「なにそれ?」がですね、そもそも「なにその遊び?」ではなくて
「牛乳キャップってなに?」
でございまして。
よくよく聞けば今は牛乳は瓶ではなくて紙パックで提供されているようで。
「じゃあ”牛乳キャップ開け”も今は持って行かなくていいんだね」
と御令嬢に云ったところですよ、今度は横で聞いていた口の悪いスタッフが
「なんですかそれ?」
・・・と。
大抵はプラスチックの持ち手に針が付いた、小さな栓抜きみたいな形をしたアレでございますよ。正式名称は知りませんが我々はこれをそのまま「牛乳キャップ開け」と呼んでおりましたが。
これが無ければ当時牛乳は容易には開かず、無理に手で開けようとすれば大抵勢い余って大惨事、牛乳キャップ開けは給食時間の必需品でございましたとも。
「私の時はそんなの無かったです。手で空けられるようにキャップに小さなプルタブみたいなのが付いてましたから。」
その後就業時間も終わり全員帰って誰も居なくなった職場で独りコツコツと残業中も、何とも実に複雑な気持ちでございましたよ。
そうか、”牛乳キャップめくり”はもう無いのか、と。
もう一度友達と真剣にあれで戦ってみたい、そんな、そんなノスタルジックな気持ちでいるここ数日なのでございますが果たして一体何人の読者の方に今回の駄文を分かって頂けるのやら、いつもとは少し違う心配を抱えつつここで御開き、という次第で。
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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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