【 つれづれ。。。 】
今年もまたホワイトデー関連の出費が0円だったソウルライフレコード店長の小杉です。
それはもう誰からも頂くものを一切頂いていない訳ですからして、当然ながら返す責務も一切発生していない訳でございますよ。
ここでふと想像してみたのですね。
もし「別世界の店長小杉」が居て、その店長小杉がせめて人並みに人望や人気、御仕事の才能等があったとするならば。
・おそらくは周囲の環境からみて全部義理だとしても控えめにみて4~5個はチョコレートを貰っていたであろうし、その御返しもしていたに違いない。
・義理の御返しなのでたぶん高くて1つ千円程度ではあるまいか。
・即ち、人望も人気も御仕事の才能等もある「別世界の店長小杉」よりもですよ、今この「至極残念な状態の店長小杉」のほうが金銭面だけで云えばこの日4~5千円は得をしているのではあるまいか。
・・・と。
ではですよ、その別世界の店長小杉が自分の為に使えなかったこの御金、これでもって「至極残念なこちら側のせめてもの優位性」を示すためにもここはひとつ久々に寿司でも食べに行ってやろうではありませんか。
そう思ったのですよ。
人望人気なんか犬が食え、こっちは寿司食ってやる、そういう意気込みで。
当然「レーンの上で動いているお寿司」でございますが。
やはりお寿司はレーンの上を動いてこそ勢い、ダイナミックさ、これが引き立つのであって、静止したお寿司なぞは寿司とは呼べないという持論の持ち主でございますからして。
で、まあたらふく頂きましたよ。
いつもなら手が出ない「ちょっと色が違うお皿」なんてのにも手を出したり。
そして御店を出る時に
「これで別世界の人望も人気も御仕事の才能もある店長小杉とホワイトデーの出費はほぼ同じ」
という状態になったのではございますが、しかしよくよく考えてみればですよ、出費が両者同じになってしまえばですよ、
向こうは
・人望も人気も御仕事の才能もある
こちらは
・ただただ満腹なだけ
せめて、せめて浮いた御金を使わなければ、金銭面だけは優位であったものを、最後の砦たるそのメリットすら放棄してしまった事に気付きまして。
お腹は一杯なのに何だか色々足りない、何ともうら寂しい気持ちでスシロー灘新在家店を後にした、そういう実にどうでも良い御話でございました。
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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。
重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。
>店長小杉の人生相談
>―60代男性フリーライター
>「タ○レ○で○円で買えるものがソウルライフレコードでは○円する。
>小杉君、音楽文化を馬鹿にするのもいい加減にしろ」とのことだが
>
>君は小杉商会を知ってるかね。
>
>―帝政末期のロシアで誕生してノモンハン事件をきっかけに満州国
>を陰で支配し戦後GHQが調査しようとしたが何の手がかりもつかめ
>なかった世界征服を目的とする謎の結社が何か関係あるのか
>
>どうせこのコーナーは誰も読んでいないから言ってしまうとね
>ソウルライフレコードとは小杉商会の隠れ蓑にしか過ぎない。
>我々は決して世界征服を諦めた訳ではない。
>だから隠れ蓑にしか過ぎないソウルライフレコードは
>看板さえ出していれば十分で、忙しくなるのは本意ではないのだよ。
>それ故に商品の価格を故意に吊り上げて、客を寄せ付けないようにしている訳だ。
>―なるほど、長年の謎が氷解した、続いて30代女性看護師
>「職業柄、病気をきっかけにタバコをおやめになって
>もうタバコはこりごりだとおっしゃる患者さんを多数
>目にして来ましたが、皆さん病気を再発なさってます。
>店長小杉も今更紙巻タバコだの加熱式タバコだの言っても
>もはや手遅れです。潔く諦めて下さい」
>
>なんだね、このお便りは、失敬な、僕はもう帰る。
>(聞き手 光源氏Ⅱ世)
何故だか「迷惑メールフォルダ」に入っていたこのメール、読んでみればまあ確かに昨今のIT技術ならそこに入るのかも、とは思った店長小杉です。
価格に関しましてはボンヤリ同じような事を思う店長小杉と、全く逆、正反対の事を思う店長小杉が同時に居りまして。
しかし価格がどうであれですよ、ただ単なる冗談だったとしても小杉商会の名前を出した事、これは大変にマズかったと云わざるを得ません。
確かにソウルライフレコードは小杉商会の隠れ蓑であり、小杉商会は世界征服を目論む悪の秘密結社を建前にその悪を利用して人々の善を尊び悪と戦う気持ちを育てる事を生業とする、非常に回りくどい正義の総合商社なのでございます。
ただしかし、建前上は悪の秘密結社でございますからして、その名前を洩らした者には「偶然を装った事故」が降りかかる、これはもう昔々の特撮ヒーロー物の頃から脈々と受け継がれる悪の秘密結社の様式美溢れる伝統行事。
小杉商会の名前を出した以上、少々痛い目に遭って頂かないといけませんね。
具体的に予告しておきましょう。
「今後20年、あるいは40年以内に左足、もしくは右足の小指かそれに近い部分を机、あるいは椅子の脚、扉のカド等にぶつける、あるいは靴ずれ、虫さされ、はたまたそれ以外の何かしらの理由によってほんの少しだけ怪我をする」
小杉商会の「偶然を装った事故」は必ずやってくる、その時までせいぜい震え慄いて生きてゆくがよい、フォフォフォ・・・。
もう自分でも恐ろしくなる程に下らなくなってしまったところでですね、今回は御開きとさせて頂きたい所存で。
この巻末で紹介される「ふつおた(普通のお便り)」のコーナー宛の
メールは件名を「ふつおた」で、order@seoul4life.com まで。
それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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