【 つれづれ。。。 】
小市民中の小市民かつ小心者中の小心者にはいささか厳しい御時世になってきたと感じているソウルライフレコード店長の小杉です。
やはり怖いものでございますよ、コロナウイルス。
特に店長小杉のように持病があって体力も無いとなりますと、その怖さもまたなかなかのものでございますとも。
気を付けるべきは気を付けて、気持ちは極力普段通り過ごそう、と決めつつも心の何処かには常にその怖さが潜んでいる、そんな状態で。
例えば先日ですか、朝起きたらですね、喉がもうガラガラでして。
寝ぼけきった頭でもって考えたのが、ここしばらくの寒さからエアコンを一晩中付けっぱなしにして寝たせいであろう、という理由でございます。
何か飲み物が飲みたい。
そういえば昨日寝る前にコップにジュースを入れていたのが枕元にあった筈。
寝床から半分起きつつ、寝ぼけまなこの手探りでジュースの入ったコップを見つけ、一口飲みました。
・・・味がしません。
全く味がしないのです。
かすかにジュースの味があるような気もしますが、しかしほぼほぼ味がしないのです。
匂いは少しするような気がしますが、気がする程度、です。
ここで頭に浮かぶのは味覚嗅覚がおかしくなるというコロナの症状。
一瞬で目が覚めまして、おそるおそるもう一口飲んでみます。
やはり味も香りも全くしません。
頭に浮かぶのは御仕事はどうしたものかスタッフに連絡しないと、いやいやそれ以前にスタッフにも検査を受けてもらわなければ、いやいやいやそれ以前にまだ感染したと決まった訳ではないから自分が検査を受けるのが一番先であろう、等々錯乱状態でございますよ。
もう一口、もう一口だけ飲んでみよう。
・・・やはり、やはり味も香りも全くしないのです。
まるで水でも飲んでいるかのようでございます。
で、ここで気付く訳ですよ。
実際それが水であった事に。
就寝前の記憶を遡りますとですね、確かに就寝前にジュースを飲んでいた事、これには間違いございませんが、それは飲み干してしまってですね、そのままその後に水道水を入れていたのでございます。
かすかに匂いや味がしたのはそのせいでございまして。
心の何処かに潜むコロナの怖さは判断能力を狂わせる、にしても狂い過ぎではなかろうか、そういう自分でも何とも云い難い内容の御話でございまして。
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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。
重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。
>店長小杉の人生相談
>―最近はコロナワクチンの接種を始める国も出て来ているが
>
>僕の新必殺技、店長小杉必殺コロナアタック、について
>知りたいのだね。
>
>―開発は進んでいるのか
>
>今は人体実験の段階だね。
>
>―最近、関西一円で行きずりの若い女性が何者かにディープ・キス
>をされてそのまま発狂すると言う事件が続発していると言う情報を
>入手したのだが
>
>僕を疑っているのだね。
>
>―真相を話していただけないだろうか
>
>「店長小杉必殺コロナアタック」は僕の口から発射されて
>被験者の口から吸収されることによって威力を発揮する。
>コロナウイルスの撲滅及び予防には100%の効果があるのだが
>副作用としてどうしても被験者が発狂してしまうのだ。
>
>―警察には出頭しないのか
>
>僕も科学者の端くれとして「店長小杉必殺コロナアタック」を
>完璧なものにする義務がある。その為には被験者を発狂させない
>ディープ・キスの方法を見つけ出すまでは真夜中の人体実験を
>やめるわけには行かないのだよ。
>(聞き手 光源氏Ⅱ世)
行きずりの若い女性に片っ端からキスできる根性があれば既に結婚しているか、刑務所に入っているか、あるいは結婚して刑務所に入っているか、いずれかであろうと思う店長小杉です。
で、どうなのでしょうね、仮に、あくまでも仮にですよ、本日只今この「店長小杉必殺コロナアタック」の副作用が完璧に解決されたとしたならば。
しかもイギリス・南アフリカの両変異種に対しても同様の効果があるとしたならば。
店長小杉は人類を救おうとひたすら努力を重ねてきた英雄となるのか、はたまた女性の敵、変質者、変態、その誹りを受けて投獄されるのか。
その不安はございますよ。
そして世界人口77憶人となればその中で必ず
「あの男にキスされるくらいなら死を選ぶ運動」
「男性だけども店長小杉にキスする権利はある運動」
「木村拓哉とジャスティン・ビーバーにその必殺技を伝授させろ運動」
これらが生まれ、世界は混沌と分断と憎悪とで満たされるに違いありません。
さらに例えばイギリス政府から女王陛下に是非、はたまたドイツ政府からメルケル首相に是非、という依頼が来た場合、そこで店長小杉の個人の趣向を判断に持ち込めばそれはもう国際問題でございます。
となるとですよ、仮に、あくまでも仮にですよ、この必殺技が完成していたとしても口外するのはあまりにも危険、そういう御話になる訳でございますね。
まあ、深夜お住まいの街の何処かで
「店長小杉必殺コロナアターック!」
という叫び声が聞こえたら、女性の方が誰か一人救われたと思って頂ければこれ幸い。
そんなこんなで仮に云々以前にそもそも何だこれは、というこの巻末の駄文もここまで、そろそろ御開きとさせて頂きたい次第で。
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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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