「デニムとスプレー糊、そしてその結果」 2020年10月6日配信号

【 つれづれ。。。 】

割と長かった韓国の旧盆(秋夕)を終え、何となくではございますがいつも通りの御仕事に戻りつつあるソウルライフレコード店長の小杉です。

基本的に当然ではございますがこの秋夕の期間中は新しい商品情報等は全く出ず、配送も止まっておりますから御仕事としては普段の6~7割程度の量なのですね。

暇、という程までには暇ではないのですが、ただいつもに比べればそれはもう圧倒的に時間に余裕がございます。

時間に余裕ができれば心にも余裕ができます。

時間と心に余裕ができてもそれが金銭的な余裕には繋がらないのが悲しい所ではございますが、まあ万事に余裕が無い常日頃よりは良いには違いありません。

で、時間と心のみに余裕があると人はどうなるか、と申しますとですね。

物凄く下らない事をやってみたくなるのですよ。

先週ジーパン、デニムの色落ちの事を書いたのでございますが、これについて色々調べていくうちに

「穿いたまま糊付けしてやると非常にいい」

という情報を得まして。

色落ちするシワの部分を穿いた状態で固定して、よりハッキリした色落ちにするためにやるそうで。

何となく物凄く下らなそうなこれを早速やってみようと思ったのですね。

いえ「この道」を究めんとする方々にとってはそれは勿論下らない事などでは絶対ないと思うのでございますが、そこに大きな興味のない人の一般的な感じとして、でございますよ。

早速御仕事の合間に近所のスーパーでスプレー糊を購入しまして、穿いたままあちこち吹き付けてみたのです。

湿ったデニムを穿いているというのも気持ち悪い感触でございますよ。

そして糊でございますからして。

さらにもう一段気持ち悪いのでございます。

で、まあそのまま自然に乾かしてみれば、確かに色落ちするであろうシワの部分も固定されて何となくいい感じ、いいデニム、にも見えてまいります。

そのまま社内外をウロウロしているとですね。

どうにも視線を感じるのでございます。

女性の目線も感じますよ、ええ。

やはり衣服に気を遣い始めると人の視線も変わってくるものか、こんな事ならもっと早く御洒落について色々考えておけば良かった、そんな後悔も抱きつつ入ったトイレの鏡で気付いたのです。

「糊が一部乾ききっておらず、まるで”漏らしちゃった”みたいに見えている」

・・・事に。

人が視線を集める理由は「カッコいいから」「カワイイから」だけではない、という事を身をもって学びました次第ですが、しかし今後悩ましいのは折角色々気を遣い始めたこのデニムを穿き続けて

「あの人、漏らしたデニムを今日も穿いてはるんと違う?」

と思われないかどうか。

最早このデニムの処遇自体にも問題が波及し始めている昨今、やはり店長小杉の如き愚か者には時間と心の余裕なんか無いほうがロクな事をせずに済んでいい、そんな、そんな結論でもって今回の、いや今回も、今一つな駄文はこの辺りで御開きとさせて頂きたい次第で。

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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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