「非常ベルとその音量の役割(自宅に帰れない理由シーズン3)」 2019年9月3日配信号

【 つれづれ。。。 】

これは先々週の御話でして、何となく今更感もありながら
何となく書き始めてしまった店長小杉です。

先々週の土曜日の朝九時半頃でしたか。

非常ベルが店長小杉の安普請マンションに鳴り響きまして。

曜日、時間を考えればおそらく避難訓練でございましょう。

以前も確かこんな時間でしたよ。

土曜日という事でまだ床の中だった店長小杉なのですが、
起きるにもそう悪くない時間だという事で起きまして。

歯を磨き始めたのですが、しかし一向に非常ベルが鳴り止みません。

避難訓練も必要なもの、とは思いながらその音量に眉をひそめつつ、
歯を磨き終わり、シャワーでも浴びるかと服を脱ぎかけた時、
遠くから何やら声が聞こえたのですよ。

非常ベルの音量が大きくて若干聴き取りにくかったのですが

「○階で火災が発生しています!速やかに避難してください!」

やはり避難訓練な訳です。

だったら紛らわしいので訓練なら訓練と云ってくれれば良いのに、
と溜息をつきつつパンツに手をかけた時思ったのですよ。

「訓練なら訓練と云う筈ではなかろうか」

・・・と。

その声をもう一回よく聞いてみました。

「○階で火災が発生しています!速やかに避難してください!」

もう数回聞いたのですが、やはり訓練とは云っていないのでございますよ。

渋々ながら服を着なおしまして渋々ながら部屋の外に出たところ、
やはり店長小杉と同じ思いであろう数名が渋々ながらを
前面に出しつつ緩慢な動きで外に向かおうとしています。

エレベーターで一階に、と思ったところエレベーターが止まっておりまして。

訓練にしては念入りなものですよ。

店長小杉とその周辺の「渋々族」は溜息とあくびを隠す事無く
仕方なく渋々ゆっくりと非常階段を下りて一階に向かう訳です。

で、外に出たところですね。

大小の消防車が十台ばかり。

空にはヘリまで飛んでいます。

驚きを隠せない我々「渋々族」一同。

消防士さん達は緊迫した面持ちで無線でやりとりをしております。

下手くそな文脈のせいで数少ない読者の方々は既にお気付きでしょうが、
そもそも訓練ではなかったのですよ、ええ。

パッと見た所特段の煙は上がっておりませんがしかし、
ここで部屋に戻るのは勿論違いますし、かと云って
ここにいても消防士さん達の邪魔にしかなりません。

江戸っ子ではないもので火事が特段好みという事もございません。

写真を撮ってSNSに公開、みたいな事も性格上素直にできません。

こういう時に彼女の一人も居ればそこにお邪魔して時間も潰せましょうが、
それはもう楽しく時間を潰せましょうが、まあ現実居ない訳ですよ、彼女は。

行き場の無い店長小杉は渋々、止む無く、断腸の思いで
出社をいたしまして仕事を片付けつつ色々考えるです。

「果たして自分の部屋は無事なのだろうか?」

「一体いつまで避難していなければいけないのだろうか?」

「非常階段に居た美しい女性に話しかける千載一遇のチャンスだったのではないか?」

しかしまあ適切な避難時間、というのはこれは冷静に考えるに
火災の規模によるわけですから無さそうです。

そこでここはひとつインターネットで何か情報を、と思ってもですね、
いつまで経っても特に何の情報も出ないのです。

そうこうしているうちに昼が過ぎ、夜になり、
ようやく火災の情報がインターネットに出たのが夜の十時。

「○○(店長小杉宅)の火災は午前九時四十五分に鎮火しました」

十二時間ほど前に帰れていた訳です。

これを知人に話したところ

「帰れていた云々以前に君は多分火災で逃げ遅れる典型的な思考の持ち主だね」

という事で以て、

皆様も「訓練」の一言が無い非常ベルが鳴った際には取るものも取りあえずまずは避難しましょう。

訓練だったらそれはそれで良いではないですか、
という事をですね、凄く遠回しに長々とお伝えした今回、
そろそろ次のコーナーに参りたい次第で。

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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー

このコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。
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さてさて。

読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。

重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。

>店長小杉の俺にも言わせろ!(第285回)
>―昨日は小林久人ワンマンでレコ発でもあった

>ふーん。

>―あんまり興味がないようだが

>僕は基本的に洋楽オンリーだからね。

>―それでもどうなったか位は気にはならないものなのか

>今はそんなことよりもスマホに夢中なんだ。

>―それに関しては”まるでサルがスマホを拾ったかのような
>はしゃぎぶりで見苦しい”という感想が殺到していて甚だ評判が悪い

>それはスマホを持っていない原始人の嫉妬に過ぎないよ。
>とにかく今はLINEに夢中なんだ。
>今度こそは彼女が出来そうな手ごたえを確かに感じているね。
>(聞き手 クネ蛸記者)

>モテ期

>クレジットカードとスマホを入手したら
>突然モテ始めた
>今度は本物だ
>ついに上昇気流に乗った

スマホを手に入れた事によって時代の最先端を行く男
となった店長小杉です。

正直スマホに、LINEに、夢中になりたいのです。

電車で、喫茶店で、御食事処で、至る所で見かける人々の様に
スマホに、LINEに、没入したいのです。

スマホの表面が磨耗するのでは、あるいは摩擦熱で溶けるのでは、
それくらいにこすり倒してやりたいのです。

そうしてこそスマホ、そうしてこそ時代の最先端、
そうしてこそガラケーでは叶わなかった女性との出会い、
これが待っているのではなかろうか・・・と。

で、まあスマホを手に入れて二週間程過ぎましたか。

気づけば店長小杉がスマホを手にするのは

「電話をかける時」

「電話がかかってきた時」

ほぼほぼこれだけとなっておりまして。

スマホといえど結局は電話機でございますからして、
これは当たり前と云えば当たり前の御話ではございますが、
しかしどうにもそれ以外の使い道が出てこないのです。

このままではいけません。

そう思って初めて、初めてスマホで検索いたしましたよ。

「小林久人ワンマン」

・・・と。

しかしこれは店長小杉の求める出会いに繋がる使い方ではない、
と5秒で気づいてスマホをそっと置いたところで
今回は御開きとさせて頂きたい次第で。

「ふつおた(普通のお便り)」のコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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