「美容師さんの気持ちを汲み取る」 2019年1月25日配信号

【 つれづれ。。。 】

諸般の事情から最近入念に髪型をセットするようになった
ソウルライフレコード店長の小杉です。

と、申しますのもですね、先日散髪に行ってまいりまして。

「また散髪の話かよ」

とお思いの古い読者の方も数名は居らっしゃるでしょう。
居らっしゃる、と思いたいのですが。

まあそこは一旦横に置いて御話を続けますとですね、
今回少しイメージチェンジを考えて横を刈り上げた七三分け、
簡単に想像して頂くのであれば欧米のサッカー選手がやっていそうな髪形、
という事で以て美容師さんにお願いをしたのですよ。

担当はまだ若い女性の美容師さんでして、毎度髪型で悩まされている
店長小杉も今回は悪いようにはなるまい、と安心いたしまして。

女性の選ぶ服、女性の選ぶ髪型、には自分の意思とは関係なく
「保証書付」位の安心感があるのですね。

で、聞けばこの髪型のポイントは刈り上げ部分の幅、だそうで。

そして一度刈り上げにした人はその「刈り上げの幅」が物足りなくなって
どんどん過剰過激になっていく傾向があるのだとか。

「なので最初はちょっと控え目にしておきますね」

という事で。成程。

「で、この刈り上げ部分の長さなんですが5mm位だとちょっと薄、いや
肌の色が強くなって白く見えちゃうので、もう少し長めにしますか?」

「私の頭の形からすると、どれ位の長さが良いのでしょう?」

「そうですね、1cmくらいあれば薄、いや白くは見えないと思います」

どうにも心に引っかかるのですよ。
何かを云いかけて急いで云い直している所が。

まあ良いでしょう。
取り敢えずここはグッと飲み込んでおきます。

「では1cmでお願いします」

「トップ(頭頂部)の長さはどうされます?今よりちょっと短くして
薄、いやボリュームを出した感じにしますか?」

わざとでしょう。
わざとに違いありませんとも。

「いや、もう薄い云々は云ってもらって構いませんよ」

・・・と云いかけましてですね、それも何だか大人気無いというか、
美容師さんもプロですからそれを自分のコミュニケーション上の失態と
受け取られるとそれはそれで申し訳ない気持ちにもなる、
何か婉曲でありながら直球の表現は無いものか、という事で以て

「もうバッチリ頭頂部にボリュームを出して下さい」

という言葉に変換してお伝えをいたしまして。

ええ、自分も少し大人になったものだ、そう思いましたですよ。

で、仕上がりはと申せばですよ、これは先程書きました女性が
与えてくれる安心感、これに間違いございませんでした。

ただこの髪型を維持するにはセットが店長小杉からすると結構面倒な
手順でございまして、新しく整髪料を買い直し、入念にセットする
日々が続いているのでございます。

薄、いやボリューム感をキープするのも大変でございますよ、ええ。

今回も内容が薄い、これはハッキリ申しますが薄い、のですが、
気にせず次のコーナーに参りたい次第で。

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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー

このコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。
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さてさて。

読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。

重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。

>店長小杉の俺にも言わせろ!(第223回)
>ー今回は店長小杉のオーラについて伺いたい。
>オーラを消すことが出来ると言う話だが。

>例えば女性が何人かで会話をしている時
>普通の男性は距離を置いたり置かれたりするものだが
>店長小杉の場合はオーラを消すことによって
>その場に紛れることが出来る。

>ー一種の特殊能力か。

>そう言うことだ。
>普段は女性たちの中でオーラを消している店長小杉が
>オーラを解放した瞬間、何となくそこに存在していただけの
>店長小杉の存在感に改めて気付いた女たちは
>店長小杉を意識さぜるを得なくなる。そこが狙い目だ。

>ーそう言う能力は自然に身に付くものなのか。

>僕の場合ロシア正教を信仰していることが大きいと思う。
>ロシア正教にはキリスト教に加えて
>古来からのロシアの土着の宗教の要素が入り込んでいる。
>その土着の宗教の魔術的な側面が
>店長小杉にオーラのコントロール能力をもたらしている
>と言う可能性を全面的に否定するのは難しい。

>ー店長小杉には神に選ばれし者と言う自覚はあるのか。

>神が意図的に店長小杉に試練をお与えになっている
>そう考えることはよくあるね。
>(聞き手 クネ蛸記者)

>雪

>東京には雪が降らない
>まぁこれからだな

自身のオーラを消す特殊能力、これは常時発動したままであって
この能力をストップする術を実は知らない店長小杉です。

「それはそもそもオーラが無い、という事ではないか」

そういう向きもございましょう。
ただ、無いにしても物には程というものがございますよ。

何でございましたらば、贔屓にしている御食事処の店員さんに

「小杉さんが食い逃げしても私は絶対気付かない」

と太鼓判を押されている程でして。

そこで食べていた、という事すらほぼ認知されない位に
居るのだか居ないのだか分からないそうなのです。

「ひょっとして自分はもう死んでいるのではあるまいか」

ならばこの存在感の無さも、女性にモテない事も、
昨今CDが売れない事も、総て納得できるではないですか。

そんな疑問を持って鏡の前に立ってみた事もございました。

一応鏡には映ってございましたが、心なしか何だか
輪郭がボンヤリしておりましてですね。

死んではいないものの、半分くらいは死んでいるのではなかろうか。

そう思いつつ老眼鏡をかけて見ればちゃんと見えたので、
これは単なる老眼の進行であろう、久々に眼科に行かねばならぬという
判断をしてはいるのですが。

ちなみにロシア正教と店長小杉の間で何がしか合致する点はと申せば
洗礼名が悲運の人、という位でございまして、これを締め括りにするのも
如何なものかと思いつつ今回はここでお開きとさせて頂きたい所存で。

「ふつおた」のコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。

それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

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