【 つれづれ。。。 】
一晩で飲み屋さんの総てのビールサーバを空にしたことがあるという
酒豪伝説を持つソウルライフレコード店長の小杉です。
嘘です。
さて、旧盆にて配信を一回しれっと飛ばした週末、久々に時間も
取れたという事で大学時代の旧友とお酒を飲みまして。
数年ぶりになるでしょうか。
大学時分には店長小杉とは対照的にモテていた彼も、聞いてみれば
今や同じく40過ぎ独身彼女無し、人生とは実に分からないものでして。
万事結果を以て物事を評価するのであれば、モテた彼も、モテなかった
店長小杉も、今や同じ着地点に居る以上は所詮同じ程度の人間という、
そういう事になりますまいか。
で、その彼が開口一番云うのですよ。
「君、そろそろ病気で死ぬそうじゃないか」
どこをどう捻じ曲がって伝わったものか、幸いな事に良性の腫瘍なので
そういう訳ではないのだと詳細を説明いたしまして。
「ただその病気のせいで死に至る事もある訳ではないか」
それは確かにそうなのですが、主治医の先生にはラッキーなら平均寿命まで
生きる可能性は無い事も無いよ、というお墨付きも頂いておりますよ。
「そうは云ってもだよ、明日死ぬ可能性は常人より高かろう」
強い否定まではできませんがしかし、この世に生を受けた総ての人と同じく
死が訪れる時期は今のところは店長小杉には分かりません。
云ってしまえば病気云々は横に置いても明日路地裏で野良犬に噛まれて
生を終える可能性だってあるでしょうとも。
「では一体全体君はいつ死ぬのだ」
長い付き合いなのだから死んで欲しいなら素直に云い給え、と促したのですが、
そうではなく単純な疑問を単純な言葉で矢継ぎ早に問い掛けてきているだけ
のようでして。
確かに大学時代からこういう向きのある男ではございました。
竹をブルドーザーで踏み潰したような性格で、確かに割れ口は真っ直ぐなのですが、
割れている所があまりにも細かすぎて多すぎるのです。
しかしですよ、40過ぎ独身彼女無し男性が二人揃って週末の夜にトマトスライスと
すじ煮込みの小皿を挟んでする話でもあるまい、何か女の子の話なぞ無いものか、
と水を向けますとですね。
「いや、我々の年で女の子に受けようなぞ、そんな考えはもう捨てるべきなのだよ」
かつてそれなりにモテていた彼も四十を過ぎて、そういう場に居てももはや全くと
云っていい程に相手にされなくなったそうでして。対して年下の後輩男性達が
盛り上がっていくのを歯を食いしばって眺めている、なかなかに辛い状況のようです。
彼の華やかなりし頃を記憶している店長小杉が想像しても、
それはやはり大変に辛かろうなとは思うのです。
ただ店長小杉の場合は、こと女の子に関してはですよ。
・昔からずっとそうだった
訳でございまして、加齢による特段の落ち込みも無く、それが故に夢と希望だけは
一人前に二十代の昔と何ら変る事無く持っているのでございます。
ええ、まだまだフラれ続けても、まだまだ有り余る夢と希望がございますとも。
女の子に関してだけは、でございますが。
一回お休みした割にはさほどの内容も無いまま次のコーナーなのでございます。
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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー
このコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。
常連さん以外のお便りも幅広くお待ちしているのでございます。
一回お休みした関係で、おたよりも少し前のものになりますね。
常連さんもたまのお休みで筆が休まったのではなかろうか、
そんな身勝手な事を考えておりまして。
重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。
>50代独身彼女なし川柳を作りました。
>季節外れではありますが
>「父の日に父と呼ばれることはなし」
>
>昨日ライブの対バンでベースの弾き語りの人がいました。
>指を使って激しくコードをかきむしりながら
>シャウトすると言うスタイルで
>自分はその場では「ふーん」とやり過ごしていましたが
>あれは結構すごかった。
>色物ではないですね。
>やれば出来るものです。
>
>ねこ
>
>ねこがこっちを見ているぞ
>近寄ると逃げるのだから
>最初から知らんぷりすればいいのにな
毎月3日を「乳の日」と心の中で名付けている店長小杉です。
深く考えないようにして頂ければこれ幸いで。
「乳の日に、乳に呼ばれることはなし」
取り乱しました。
仕切り直します。
さてしかし、やってやれない事はなかろうという向きも確かにございますよ、
ベースの弾き語りも。
店長小杉の好きなアーティストに「Seasick Steve」という方がいらっしゃいまして、
この方は弦が3本しかないギター1本での弾き語りでして。
アルバムを聞けば、弦が1本しかないギターの弾き語り、果てはそのギターも弾かず
お酒を飲んで泥酔して喋っているだけというトラックもございます。
スタート地点がホームレス、30過ぎまでほぼホームレス、というなかなかアクの強い
キャラクターの方でして、これも出てくる音に影響と説得力を与えているのでしょう。
「乳の日」だとか抜かしている人間は所詮その程度の説得力の音なのでして、
シッカリ己を弁えてバンドの1/4、あるいは1/3であろうと思う次第なのでございます。
毎度お馴染み「ラガーのおばちゃん」さんでございます。
>3年ぶりに韓国のミュージカル俳優さんが日本でコンサートをして下さり、
>昼の部だけ行って来ました♪
>
>4人とも有名な方で、韓国式だと平気年齢46歳のオジサマ達ですが、
>歌が上手なだけでは無く喋りも面白くて笑いっぱなしでした。
>
>ミュージカルの曲に感動していると突然始まるじゃんけん大会。
>
>勝ち抜いた3人にサイン入りTシャツのプレゼントと、携帯にモーニングコールを
>録音して貰える贅沢なオマケ付き。
>
>モーニングコールなのに何故か”お休み”っていう俳優さんがいて、
>会場中がずっこけました(笑)
>
>ダンスタイムでは今流行りのTWICEのTTダンスを、その後ABBAの
>ダンシング・クィーンやマンマ・ミーアなどを激しく踊ってくれて
>大盛り上がりでした\(^o^)/
>
>やはり私はこの方達が好きなんだなぁ、応援したいんだなぁと実感した
>幸せな一日でした。
ベースも下手なら喋りも面白くないものの、面白い顔面ではある店長小杉です。
しかしやはりですよ、年齢を重ねれば話芸、これは大事だなと思うのです。
踏んできた場の数もそこには出ましょうとも。
かつて趣味のバンドの作戦のひとつとして、お喋りでもって徹底的に聴き手の
ハードルを下げた上でですよ、そのだいぶ上を跳び越したならばですよ、
曲や演奏のクオリティが低かろうとその「高度差」でもってその場が収まる
のではなかろうか、というものがございました。
まあ、結果としてお喋りでスベり、曲でスベり、いい事はひとつも無かった
のではございますが。
とどのつまりは「やってきた事」が「話芸」に反映される訳でして、
何を云おうとも芸事は結局内容、そこに辿りついた次第でございます。
内容が伴った上で話芸があれば、ラガーのおばちゃんさんが楽しまれた
ような素敵なコンサートとなるのでしょう。
還暦までに一度はそういうコンサートが出来れば、そしてその時に
彼女が出来れば、というボンヤリ地味な事を書いて、今回はお開きと
させて頂きたい所存なのでございます。
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それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
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