「犬と語学留学」 2017年3月4日配信号

【 つれづれ。。。 】

基本的に世界中の受付嬢は総て無条件に自分を受付けてくれていると
信じてやまないSeoulLife Records店長の小杉です。

嘘です。

たまにこのメールマガジンに登場する口の悪いスタッフ、その御令嬢が
定時過ぎあたりに毎日遊びに来る事を以前書いたような書かなかった
ような、そんなボンヤリした記憶がございますよ。

三歳となったその御令嬢は、今も変わらず毎日遊びに来てくれておりまして、
一日の終り、店長小杉の丸一年雨が降らなかった荒野のように荒みきった心の
一服の清涼剤となっているのですが。

一緒によくちょっとしたお散歩にも行っておりまして。

そのお散歩コースにですね、ペットショップがございましてですね、
そこの看板犬のハナちゃん(仮)と御令嬢が仲良しだったのでございますよ。

「だった」というのもですね、大変残念で悲しい事に先日御病気で
お亡くなりになられてしまいまして。

で、そこに問題が一つ発生したのですよ。
つまり如何にして三歳の御令嬢に「死の概念」を伝えるか。

いえ、これは間違いなく親の役割、お仕事、務めというものでございます。
そして店長小杉は御令嬢の親ではありません。

「ねえ、なんでハナちゃんいないの?」

この質問に答える能力も心の強さも店長小杉にはそもそも無いのです。
ただ、何故かこの大役を仰せつかってしまいまして。

「毎週変な文章書いてるんだから、何か上手く説明できるんじゃないですか」

というフンワリ軽い論理がまさに親たる口の悪いスタッフにはあるようですが、
やはり無理があるのでございますよ。変な文章を書いている人間には所詮は
変な説明しかできないのですからして。

相当に悩みましたが、良い答えは浮かびません。

しかし浮かばぬままに、先日ついに「その時」を迎えてしまったのです。

御令嬢「ねえ、なんでハナちゃんいないの?」

店長小杉「うん?うーん・・・」

御令嬢「ねえねえ、なんでハナちゃんいないの?」

無策のまま安々と土俵際まで追い詰められる店長小杉。
もはや死に体でございます。

仮に何となくでも「死」を理解していれば、事実を伝えればそれは大変に
悲しむ事でしょう。そして理解していなければ、それを説明する大役を
仰せつかってしまっているのです。

どちらも辛うございます。

しかし、仮に店長小杉に偶発的に彼女が出来、交通事故的に結婚し、
なし崩し的に子供が出来、それが娘だった場合、これは越えなければ
ならない試練なのです。

そう、これは試練なのです。
越えなければならないのです。

まだ見ぬ我が娘のために。

御令嬢「ねえ、なんでハナちゃんいないの?」

店長小杉「ハ、ハナちゃんね、ワン!って言うでしょ?」

御令嬢「うん」

店長小杉「あれはね、英語で”1”っていう意味なんだよね」

御令嬢「うん」

店長小杉「でもハナちゃん、ワン!しか言わないでしょ」

御令嬢「うんうん」

店長小杉「ワン!の後にツー!とスリー!も言いたくなって、アメリカの
学校に英語を勉強しに行っちゃったんだよね」

御令嬢「へー、ハナちゃんすごいねー!」

店長小杉「うん・・・」

この試練の前に他にもっと越えておかなければならない色々な試練を
越えてこなかった、その弱さを露呈した結末でございました。

それでは、次のコーナーでございます。

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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー

このコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。

常連さん以外のお便りも幅広くお待ちしているのでございます。

重鎮「クネ蛸囃子」さんからでございます。

>サーティワンアイスクリームは31日と3/1をサーティワンアイスクリームの日として
>アイスを2個注文すると31%オフになるので
>先日3/1も駅前のサーティワンアイスクリームに行って参りました。
>そんなささやかな幸せが大阪の小学校の土地問題よりもはるかに大切な
>今年で50歳独身のクネ蛸囃子でした。

>そら

>しろいくもはわたあめやマシュマロみたいだ
>あおいそらはまるでソーダあじのアイスのよう
>なんてそらはおいしそうなんだろう

日常のささやかな幸せといえば終業時間後の缶ビールしかない店長小杉です。

サーティワンアイスクリーム、なかなか足を踏み入れる機会がございませんで、
最後に食したのは確か10年以上前の事でございましょうか。

しかし年齢を経れば経る程にですよ、独身彼女無し男性にとってはあの
カラフルな門戸がどんどんと狭く、扉は固くなっていく気がするのです。

今となってはもうガッチリと鍵でもかかっているのではないか、
そんな、そんな気すらしておりまして。

そこに単身乗り込める重鎮、この気力、胆力、剛毅な所は見習わねばならない、
と思いつつもですよ、よくよく読めば失礼ながら重鎮にこういう所に
お付き合い下さる女性の方が居られない、そうとも言い切れない訳ですよ。

いやいや、普通居て全然不思議なものではございませんとも。

せめて今年は彼女とまでは申しません、こういう所に一緒に行って
頂ける妙齢の女性の方、これをば何とか調達する事を目先の目標として
生きていこう、そう思う次第でして。

毎度お馴染み「ラガーのおばちゃん」さんでございます。

>最近は夕食後 テレビを見ながらうとうとしてしまい、ストーリーが
>途切れ途切れのラガーのおばちゃんです。

>昨年暮れに母が新しい入所先に移ったのですが、そこは私が通っていた
>小学校の隣なんです。

>面会に行くときに 約50年前に通い慣れた通学路を久しぶりに歩いて、
>とても懐かしくなりました。

>昔は雨が降ると”土”の道路はグチャグチャで、むしろ側溝に降りて
>歩く方が楽しかったんです。

>フタが無いU字溝をわざと乱暴に歩いて、長ぐつの中を濡らしては
>怒られてました(笑)

>木の電信柱の根元には野良犬対策として、コールタールが塗られて真っ黒でした。

>そして広い野原にはお約束の土管が3本有って、そこを基地にしながら
>遊んでいましたっけ。

>野原で見上げる夕焼け空の切なさなど、次々にいろんな事が思い出されて楽しかった♪
先月頂いたチョコレートをまだ食しきれていない店長小杉です。

店長小杉の幼少期、母方の実家近くにも土管3本の空き地がございました。
そこで弟とよく遊んだものでございますよ。

あの青くて丸い猫型の人形や、あやとりが大好きな少年がそこに居なくても、
ほとんど一日をその決して広いとは言えない場所で、たいした玩具無しで
遊び続けられたのです。

ふと思うのです。

今、程よく雑草の生えた土管3本の空き地があれば、そこには入場料が
取れる程の価値があるのではないか、と。

そしておそらく店長小杉の年齢あたりを下限に、かつて少年少女であった方々、
若干失礼にあたるかも知れない表現で申せばおじさんおばさん、が
自身の原風景を求めて集まるのでございましょう。

そこで数十年ぶりに鬼ごっこをするおじさんおばさん。

かくれんぼをするおじさんおばさん。

缶けりでおじさんが蹴った缶が当たり泣き出すおばさん。

果たしてこの発想が正解なのかどうか悩み始めたところで、
今回はお開きとさせて頂きたい次第で。

「ふつおた」のコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。

それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

SeoulLife Recordsへの感想・リクエストは order@seoul4life.com
までよろしくお願いします!

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