「究極のサンドイッチレシピ」 2016年2月12日配信号

【 つれづれ。。。 】

さてさて、やはり未だ今年の目標も人生の目標も今年のこのコーナーの
書き出しも決まらないソウルライフレコード店長の小杉です。

さて。

深夜に開いている牛丼屋さん、カレー屋さん、ラーメン屋さんの
一切無い地域に引っ越してしまった40過ぎ独身彼女無し男性の
晩御飯難民状態はまだ続いておりまして。

そんな中以前「美味しい一人鍋の作り方」で読者の皆様に色々と
ご教授を頂いた次第なのですが、ついに

「自ら作ったものの余りのマズさに戻してしまう」

というマンガでしか見た事の無いような失態を犯しまして、
そこから自炊はストップしていたのでございます。

で、ですよ。

ほぼ毎日、「一応の就業時間」の終わり、このコーナーにちょくちょく
登場いたします非常に口の悪いスタッフが帰る前に保育園から子供を
連れてオフィスに来るのですね。

そこで小一時間、ディズニー等のDVDを一緒に観たりして癒される、
これが日課のようになってきている中で気付いたのです。

「ミッキーマウス」でも「トムとジェリー」でもですよ、
何だか美味しそうなものの象徴として登場するのが

「パンにハムを挟んだだけのサンドイッチ」

だという事に。

見れば見る程に、これは確かに美味しそうでございます。

そしてこれなら、これならば店長小杉でも間違いなく作れるでしょう。
作ると申しますか工程はもう「挟む」だけなのですからして。

早速パンとハムを買い込んで作りましたところですね。

「実はそんなに、あんまり、ほぼほぼ美味しくなかった」

のです。

まあ、要はパンとハムだけでございますからね。
過度な期待感もそこにはあったのでしょう。

買い込んだパンとハムを消費し尽くす頃、逆にキチンとした
サンドイッチが食べたくなり「地下鉄」を英語にした
名前のサンドイッチ屋さんに行ったのです。

サ○ウェイですね。
もう伏せる意味も、何故伏せるのかも自分ですら分かりませんが。

そこなら色々トッピングもできますよ。
皆様ご存じの通り好きなお野菜はちょっと多目に入れてくれますし、
嫌いなお野菜は抜いてくれますよ。間違いございません。

当然ハムサンドと決めておりました。
一体ハムと何を足せば美味しくなるのか、その研究も兼ねてでございます。

そこでひとつ前に注文をしていたのが欧米系の外国の方でして。

「ハムサンドひとつ」

国は違えど同じメニューを頼む同士の方でした。

やはりサンドイッチと言えばハムサンド、ここに間違いは無かったと
思ったそこからが驚愕の流れでございまして。

外国の方「野菜全部抜いてください」

店員「え?ハムだけになりますよ」

外国の方「いいんです、全部抜いてください」

店員「ドレッシングはどうされますか?」

外国の方「要りません」

・・・。

結果ですよ、その方は店長小杉が作ったものとそう大差の無い
ハムとパンだけのサンドイッチを作ってもらい、悠々と食べ始めたのです。

ここで次が店長小杉です。
これまでの経緯から非常に複雑な気持ちでございます。

「なあ小僧、本場のハムサンドってなあこういうモンだよ」

的な注文をされた後にですよ、それを否定してこの場に来た
店長小杉の起死回生の一発は

「ハムサンド、ハム抜きで」

くらいしか思いつきません。しかし「ああ、ややこしい客が来たよ」と
思われるのがオチでございましょう。

咄嗟にタマゴサンドに切り替えて精神的にその場を凌いだのですが
ハムとパンだけのサンドイッチ、これが本当は美味しいのか、
あるいはこれを美味しいと思える心にならなければならないのか、
悩み続ける40過ぎ独身彼女無し男性でございました。

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「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー

このコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。
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さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。

今回もツートップのお二方からのみでして、そろそろたまに、
で結構ですので他の方も遠慮なくお便りを頂ければこれ幸いでして。

トップバッターは重鎮「ラガーのおばちゃん」さんから。

>韓国の旧正月ソルラル、そうとは知らずに飛んでしまったラガーのおばちゃんです。

>8日は旧正月&休演日なので、大学路(テハンノ)に散歩に行って来ました。

>そうしたら「花よりダンシングじいさん」という面白そうなミュージカルが
>やっている、とお姉さんに声をかけられて、つい観ちゃったんです(笑)

>とても面白くて、笑いっぱなしの80分はあっという間に過ぎてしまいました。

>観客で日本人は私一人、面白くて2回も見たからなのか残っててと言われて、
>観客が居なくなってから最後に俳優さん達と記念写真を撮ってくれました\(^o^)/

>帰りの飛行機は、日本デビューする男子4人組K-popアイドルちゃん達と同じで、
>何だか得した気分でした。

>渡韓した日は、北朝鮮が告知日程前にフライングでミサイルを飛ばしちゃってて、
>どうなる事かと思いましたが逆に思い出に残る旅になりました♪

最近は旧正月に韓国に行っていないので分かりませんが、民族大移動の
なかなかのタイミングで韓国に行かれて、なかなかの凄い内容でございますね。

元々の意味でのこの巻末コーナーを書くに相応しい方なのではないでしょうか。
店長小杉よりも読者の方が喜びそうな知識と経験をたんまりと持たれている
匂いがプンプンといたしますですよ。

それはしかし面白いかどうかで云えば花より何よりダンシングじいさん、
でございましょう。

ダンシングばあさんは見た事がございます。
確かこのお仕事を始める前、初めて韓国に行った時だったかと思いますが。

釜山行きのフェリーの中で開催されたダンス大会、そこで大仏パーマの
おばあちゃん、ザ・オモニというルックスの方がトロットのディスコバージョンに
合わせてグイングイン腰をエロチックに振るのを見て、当時のバックパッカー
では猛者に近かった店長小杉も

「韓国、これは気を抜く危ないぞ」

と身が引き締まったのを覚えております。

次は「クネ蛸囃子」さんから。

>先日
>某ライブ・ハウスで
>お目当てのバンドのメンバーが彼の友人と話していて
>どうもその友人が韓国人(日本語が達者)らしいので話しかけてみたら
>日本でもCDが出てる「秋休み」と言うユニットのメンバーでした。
>ちょっとびっくりしました。

>英国のギター・ポップに強い影響を受けてるらしいですが
>シン・ジュンヒョンの名前を出したら
>洋楽志向の強いインディー・ミュージシャンにとっても
>シン・ジュンヒョンの存在は別格のようでした。

>面白かったです。
>ポエムを贈ります。

>休日

>前の晩は気分が盛り上がって
>朝の十時まで起きていた
>目が覚めたら夕方の五時だった
>子供のくせにオッサン過ぎると
>お母さんに叱られた

こうしてみますと、ポエムに隠れがちですがこの方もやはり本来の
巻末コーナーを書くに相応しい方なのかも知れません。

良い意味での「韓国の昔の音」の中でシン・ジュンヒョンは外せない存在ですが、
実はこれと意識して聴いた事がございません。

一時彼の関わった音源のリマスター盤が続々と発売されていた時期が
ございましたが今はほぼ総て絶版、ああ押さえておけば良かったと思う
次第でございます。

恐ろしく絶版になるスピードの速い韓国音盤業界にあっては、店長小杉が
個人的に何とか欲しい、と思ってみても絶版のものはお客様と同じ立場で
全く手には入らないのですね。

限定版でなくても数百枚も作らない、そんなご時世にあっては
実の所先月発売されたものが今月もう絶版、そんな事もございますよ。

何だか世知辛い内容になってまいりました所で、このあたりで。

【 「決して叫ばない彼氏彼女無し独身の会」会報 】

・今週の活動内容

・異性との間で会話が弾まない時、「オムライスの”オム”って
一体どういう意味?」という投げかけによって、その相手との
相性が判明する事があるという事を覚えておく。

この「ふつおた」のコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。

それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

 

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