「ドイツのバンドScannerを語る」 2015年11月27日配信号

【 つれづれ。。。 】

本日の1曲はSCANNERの「WARP 7」、1枚目の「HYPERTRACE」は今もドイツが
世界に誇っていいアルバムだと思うSeoulLife Records店長の小杉です。

バンドのテーマは宇宙戦争、SFファンタジー。

音はハードロック~へヴィメタルの間くらいでしょうか。
厳密にはたぶんスピードメタルの範囲に入るのでしょうが。

アルバムの裏ジャケには黒い宇宙服のようなものを着込んで
誇らしげに腕を組む5人の男達。

割に分かり易く申せば「聖飢魔IISF版」という感じの
コンセプト、テーマが先行するバンドでございまして。

いや、それはもう冷静に見ればそれなりのバカバカしさはございますよ。
音楽性云々以前にバンドが宇宙服を着てしまっている訳ですから。

さらにボーカルは若干寂しくなっている頭髪を微塵も気にする事無く
バンドテーマを守り眼光鋭く中央にビシっと構えている訳です。

宇宙服で、ですよ。

昨日地球に帰ってきましたと言わんばかりの表情で。
明日はアンドロメダ星雲に行くんだとでも言いたげな表情で。

ある意味自ら課した逆境と言っても良いバンドテーマの中、この5人の男達は
それらを総て吹き飛ばすかのような、同時ドイツのバンドに求められていた
総てが入っているかのような驚異的なアルバムを創り上げるのです。

店長小杉がハードロック、へヴィメタルの所謂「捨て曲無し」というキーワードで
まず最初に思い出すアルバムでもありますですよ。1枚目のアルバムでバンドの
総てを一滴残らず絞り尽くした感も否めませんが。

ああしかし、彼らが宇宙、SFをテーマにしなければ。
楽曲はこのままで愛や希望や勇気や夢、あるいは悲しみや絶望や現実を歌っていれば。

そして、そして宇宙服を着ていなければ。
最悪宇宙服でも、そのあちこちに「用途不明の変なチューブ」さえ付いていなければ。

もっと違った、おそらくはもっと華やかな未来がこのバンドにはあったのだろう、
そう強く思わざるを得ないアルバムの出来でございますね。

さて。

今回はちょっと本日の1曲で熱くなってしまったので、このコーナーなのでございます。

======================
「ふつおた(普通のおたより)」ご紹介のコーナー

このコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。
======================

さてさて。
読者の方からのごくごく「普通のお便り」をご紹介するコーナー。

今回は珍しい事にいつも登場の「両巨頭」以外の方からのお便りがございました!

初顔の「せにゃ」さんからでございます。

>小林旭…

>以前勤務していた会社の先輩(男性)が、無類の旭ファンだったのを思い出しました。
>旭のポスターコレクションを見させられた事。そのポスター達が、毎年年賀状に
>印刷されて自宅に届く事。
>他にも、クールスの曲を散々聴かせられた事。
>仁義なき戦いを全部渡され、夜な夜な仁義なき戦いを見続けてた事…

>決して旭さんが嫌いなわけではありません。それだけは言っておきます。
>ただ…
>今となってはいい思い出ですが、思い出させてくれてありがとうございます!

先週号の本日の1曲、小林旭の「自動車ショー歌」ですね。
女性の方ならば「あるある」な出来事でございましょう。

いえ、女性の方がすべからく小林旭を勧められるという訳ではなくてですね。
「アキラのズンドコ節」であるだとか。

まあ男性という物は気になる女性には自分が好きなものを好きになって欲しい、
概してそういう愚直な考えを持ちがちですよ。

だって自分がこんなに好きなんだから間違いない、と。
それは間違いなのでございますが。

しかし心根の優しい女性の方なのだろうなと想像いたしますですよ。

夜な夜なさほどには興味の無い仁義なき戦いを見せられた日には、旭さんは嫌いに
ならずとも、会社の先輩後輩の仁義関係なく相手を嫌いになるのが普通でして。

おそらくですが、「ちゃんと観たか聴いたか復習テスト」みたいなものも
日常会話の中で実施されていたのでしょう、と推察いたします。

半笑いで許してあげましょう、男とは愚かな生き物なのですから。

次は我らが大蛸、「クネ蛸囃子」さんで。

>先日、チャン・ギハと顔たちの日本公演に行ってまいりました。
>キャパ300人の会場は満員で
>日本での初ワンマンと言うこともあってか非常に盛り上がりました。
>初めて見たときに比べると黄色い声援が目立ってました。
>ポエムを贈ります。

>ひこうき

>空をとんでるひこうきは小さく見える
>ひこうきにのってる人からぼくは見えるかな
>ありんこくらいの大きさにしか見えないのかな
>あっ雲に食べられちゃった

皆さんライブに足を運ばれているようで、何となく今週末とにかく何でも
いいからライブに行きたい気持ちになっている店長小杉です。

国を問わずインディーとしてキャパ300を埋めるのは物凄い事ですよね。
しかもそれが海外にあって、ですよ。

店長小杉の周囲においては、キャパ300を埋めたければ最低50バンド以上と
対バンのライブを組まなくては無理、という計算になります。

これは簡単な公式から成り立つものでして

キャパ「300」 ÷ (バンドの平均人数「4」+バンドのお客の平均人数「2」) = 50バンド

という、非常に生々しくも根拠からして悲惨な数字によって導き出されるものでございます。

皆さん、ライブハウスに足を運びましょう・・・という素人バンドマンの側面を
見せた後、トリはこちらでございます。

我らが五郎丸、「ラガーのおばちゃん」さん。

>皆さんお元気ですか?
>今日も冷たい雨が降る1日で、引きこもり(冬ごもり?)していたラガーのおばちゃんです。

>前回クネ蛸さんのスモーク オン ザ ウォーター、もぅ羨ましい限りです(>_<)

>ハイウェイ スターやチャイルド イン タイムなど、懐かしい響きが頭の中で
>交錯しています。LP “IN ROCK” を探してみようっと ^^

>弟が凝って集めたプレーヤーやデッキ、アンプ、スピーカーの上には時計や置物、
>果ては何故かヤカンまで乗っています(笑)

>どげんかせんと いかんばい~

こんなラガーのおばちゃんさんにオススメしたいのがBlack Sabbathの「Born Again」。
ご存じかも知れませんがこのバンド的に凄く違和感のあるイアン・ギランがボーカルです。

次のアルバムの「Seventh Star」ではグレン・ヒューズがボーカルでしたね。
まるで阪神とオリックスの関係のようです。

ちなみに店長小杉の全盛期のオーディオは

「3発スピーカー4台+2発スピーカー2台」

というもはや近隣から公害認定されても仕方の無いような大出力構成でした。
スピーカーの上にはスピーカー、さらにその上にスピーカー。

その一番上には確か好きな女の子から勧められたサリンジャーの
「ナイン・ストーリーズ」が鎮座していた気がいたします。

でもこの部分に凝る人は相当少なくなっているのでしょうね。
店長小杉もCDラジカセ的なもので充分な感じになってしまいました。

しかし「ラジカセ」っていう単語が懐かしいですよね、A面B面であるだとか。
CDも両面再生ができたらいいのに、という無駄な妄想でオチも無いまま
今回は締めくくらせて頂きたい次第です。

しかしそろそろあの破滅的なペンネームの読者の方から久々にお便りを
頂きたいところでございますね・・・。

この「ふつおた」のコーナー宛のメールは件名を「ふつおた」で、
order@seoul4life.com まで。

それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

 

タイトルとURLをコピーしました