「血液にオイルが流れているタイプとガソリンが流れているタイプ」 2013年8月21日配信号

【 つれづれ。。。 】

本日のお昼はカツカレー大盛り、やはり暑い時期はカレーではないか、とそんな事を思いつつ頂きましたソウルライフレコード店長の小杉です。

さてさて、昨日の事でございますよ。

仕事疲れを癒すべく、久々に早めにお仕事を切り上げて独りで立ち飲み屋さんに行きまして。

独りで黙々と立ち飲みで飲んで、それで癒されるのか?というお話はナシの方向でございます。だって付き合ってくれる人が居ないのでございますからして。ええ。

で、まあリーズナブルなお店でございまして、300円のビール片手に、300円の焼肉をアテに黙々と飲んでおりましたところですね。

立ち飲みですからお客さん同士の距離はもう肩が当たる位に狭く、店長小杉の隣の会話が耳に入ってきた訳ですよ。

A:「俺は血液にオイルが流れているタイプとガソリンが流れているタイプがあると思うんだよな」

B:「そうっスか?」

どうも車関係のお仕事の方らしく、Aさんは上司、Bさんは部下、共に40代後半といった所でしょうか。

A:「オイルが流れてる奴は車をいじるのが好きなんだよな。ガソリンが流れてる奴はいじった車を乗るのが好きなんだよ」

B:「へえ・・・」

何となく言わんとする事は分かるような気がいたしまして。車音痴の店長小杉の血液にはウォッシャー液程度しか流れていないんだろうなと思う訳です。

で、そのまま黙々と飲んでおりますと、気づけばその車関係の隣がヒートアップしているのです。

A:「なんだよ、もう付き合えないってのか」

B:「そろそろ勘弁してくださいよう」

A:「こんなの付き合ったうちに入らんよ、もっと飲めよ」

B:「いや、もう家に帰りたいんですよう」

マンガのようなやりとりですが、両者共に切実な叫びでございます。
一方は有り余る孤独を持て余し、一方は一刻も早く家に帰って落ち着きたい。

人生とは大変なものでございますね・・・と思ったその時ですね

A:「仕方ない、じゃあここで終わりにして一緒に帰るか」

B:「いやいや、それも勘弁してください。タクシー代渡しますから」

A:「・・・」

一緒に帰るのすらイヤであると。
そして片やそういう相手を引き留めなければいけないほど孤独であると。

これだったら独り黙々と飲んでいる店長小杉のほうが余程幸せなのではないか、少なくともこの瞬間誰かに嫌な思いをさせている事は無いだろう、そんな事を思いながらグっとビールを飲み干し、おかわりを頼む夏の夜でございました。

それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

韓国音楽専門ソウルライフレコード

 

タイトルとURLをコピーしました