【 つれづれ。。。 】
本日のお昼は500円でカレーライス、しかしそれは侮るなかれ
ホテルのカレー、であったソウルライフレコード店長の小杉です。
さて、本日はもうほとんどの方がお忘れになっているであろう
下記イベントの結果?発表でございます。
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【投げ銭】メールマガジン巻末コーナー「つれづれ」への投げ銭
http://(現在は終了しています)/
(※一口100円、一旦19日までの受付でございます。店長小杉の
ネコババが無いよう残り数も表示してございます。)
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「店長小杉がこの投げ銭でとりあえず行ける所まで行って、ただ帰ってくる」
という、思い付いた当の本人が申し上げるのも何でございますが、
実に無意味なこのイベントに何と2400円の投げ銭が集まりまして。
で、本当にその2400円(片道)で行ける所まで行って、帰ってまいりました。
以下が所々で取ったメモを元にした、その小さな小さな旅の顛末でございます。
■某日13:00 自宅を出発。
「いざやってみようとすると何となく面倒くさい」という、投げ銭をして
頂いた方々には非常に失礼な気持ちを昼間からビールで打ち消しつつ徒歩で
駅を目指します。
読者の方々の店長小杉の駄文への若干の期待、というものがあってこの小さな旅が
実現している訳でございます。まだ見ぬ文章への投げ銭なぞ、そんな簡単に
できるものではございません。
■13:10 最寄の摂津本山駅着。
ここで早速困ったのでございます。
普通そもそも目的地があって、そのための移動手段にお金を払うわけでして
金額から目的地を決定する思想、システム、というものはあまり無いのですね。
思想そのものは無い訳ではございませんが、例えばブルジョワジーの方々が
「今年はちょっと景気が悪いからヨーロッパは諦めて、アジアのビーチリゾートにしようか」
という考え方を厳密な形で店長小杉の目の前のJR在来線に持ち込むのは
極めて困難な事でございますよ。
そして数分間の試行錯誤の末発見した事がですね。
「JRの券売機の上の料金表では1620円以上は表示されていなく、なおかつ
券売機では1620円以上の乗車券は買えない」
こうなりますと取れる手段は料金表で表示されている限界の1620円分の乗車券を
購入して、まずはその駅を目指す、という事になりまして。
■13:17 普通列車長尾行きに乗車
目的地を一旦1620円分の「野洲」と定めて乗車いたしまた。
・・・が、もしご在住の読者の方がいらっしゃった場合失礼に当たるかも
知れませんが、店長小杉にとっての「野洲」は
「どこかで聞いたような事があるような無いような、とりあえずおそらく
行った事は無いであろう場所」
程度の知識しか持ち合わせがございませんで。
■13:23 偶然来た快速野洲行きに乗り換え
■13:53 大阪を過ぎて茨木に停車
■14:01 新快速野洲行きに乗り換え
このあたりで、何だか少し酔ってまいりました。
出発前に飲んだビールがダメだったのか、何となくうっすらと気持ちが
悪いのでございますよ、具合が悪いのでございますよ、ええ。
そして同時にこのあたりで素朴な疑問が頭の中をよぎりはじめたのです。
「果たしてこれを書いたとして、読み物として面白いのだろうか?」
冷静に考えてみれば、これは40手前の独身男性が独りただただ電車に乗っている、
というだけの事なのですから。
店長小杉の年齢が十分の一、4歳であったならば
「初めての電車で大冒険!」
であるだとか、そういうテーマで若干でも話題として面白味があるかも知れません。
しかし今や40手前の、言ってしまえばオッサンと呼ばれる年齢の大人がですよ、
目的も連れもアテも無く昼間からビールを飲んでたった一人電車に乗って、
しかも乗車1時間を待たずして早くも乗り物酔いし始めていると。
実に恐ろしい事に面白くなる気が全くしないどころか、上の3行を短文として
そのタイトルに「絶望」と付けてすら全く違和感が無い気がいたします。
■14:15 京都を発車
完全に酔ってしまいました。
絶賛乗り物酔い中でございます。
口の中に色々なものが込み上げてきております。
先ほどの
「初めての電車で大冒険!」
ではございませんが、
「初めて電車で大冒険!」
してしまいそうになるのを必死に堪えるので精一杯でございます。
■14:15 大津着
何とか気を紛らわせようと、「君が店長小杉の嫁候補だ!コンテスト」を
急遽車内にて開催いたしまして。もう主催者自身が覚えていない程の開催回数を誇る、
由緒正しきコンテストでございますよ。
残念ながら今回の優勝者の左手薬指には既に指輪が光っていたのでございますが。
■14:36 草津着
■14:44 野洲着
野洲に到着いたしました!
よろめくように一旦改札を抜け、水分を補給するために自販機へ。
しかしその前には何故か女子高生?らしき一団が
「おいでヤス!おいでヤス!」
と連呼しつつ溜まっているのです。
乗り物酔いで朦朧とした頭にも、おそらくその「ヤス」は「野洲」なのではないか
という事は分かったのですが、その自販機でジュースを買う勇気と体力と気力は
この時点ではございませんでした。
・・・ここで
■大した内容でも無いのに思いのほか文章が長くなってしまったので続きは次週へ
と、いうことでございまして。
加えまして実はもっぱら風景ですが写真なんかも携帯電話で少し撮っておりまして
そちらは後ほど先日投げ銭を頂いた方々に、少々加筆した文章と一緒に公開させて
いただければ、そんな、そんな風に考えております。
それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
韓国音楽専門ソウルライフレコード