「落し物を届けるまでの脳内計算過程」 2011年9月22日配信号

【 つれづれ。。。 】

季節の変わり目、気温も変わりやすい昨今、皆様体調など崩され
てはおりませんでしょうか?SeoulLife Records店長の小杉です。

こう冒頭で書き出しております店長小杉、シッカリとお腹を
壊しておりまして。間違いなく扇風機を回しっぱなしでうっかり
寝てしまったのが原因でございます。

そんなわけで冷たい飲み物を避けるべく、喫茶店で独り寂しく
背中を丸めて暖かい紅茶をすすっておりました先日。

窓の外を流れ行く人波をボンヤリと見つつ(近くに女子大が
ございますので、意外に楽しいのでございますが)、ああこの中に
良い出会いが無いものか、30後半独身彼女無し生活にいつ終止符が
打てるものか、思索に耽っておりましたところですね。

気づけばお隣の席に非常に美しい女性の方が座ってらっしゃいまして。
何やら白い携帯電話をチクチクと操作しておられます。

今流行りのスマートフォン、でございましょうか。

店長小杉も机の上にスマートフォンを置いております。
あまりの操作の面倒さ、そしてあまりの通信料金の高さ、あまりの
店長小杉の適応能力の無さ、これによって使いこなす事を放棄、
データ通信を切断したまま「単なる平たくて大きな電話」と
成り果てておりますが・・・。

で、まあ美しい女性の方をチラと見てはみましたものの当然では
ございますがここに出会いの可能性なぞただの0.1%もございません。

10年前の店長小杉なら、スマートフォンの話題で何とかして
いたのでございましょうか?そんな事を自問自答しつつまた流れ行く
人波の中に10ほどの一目惚れを作り、それをそのまま流していく、
そんな心の単純作業を繰り返しつつ時間を過ごしておりました。

気づけば相当時間が経っていたのか隣の美しい女性はもう居られません。
まあ、それはそうでございましょう。

・・・が?

椅子の上に携帯電話が。
先ほどの美しい女性の方の忘れ物でしょう。

これは・・・。

つい先ほど無いと思っていた0.1%の出会いの可能性、では
ないでしょうか。

神様、そうなのでしょうか!?

普段滅多に意識しない「神」を意識しつつ店内を見回しますが、
既にその女性の方は何処かに行ってしまっております。

さて、どうしたものか。
どうしたものなのでございましょう、神様。

しかしですね、その携帯を目の前によくよく考えてみたのですよ。

30も後半になりますと、若干、若干ではございますが落ち着きが
出てくるものでございましょうか。

先ほど書きました通り、その美しい女性の方は「白いスマートフォン」
をチクチクと操作していたのです。

今目の前にあるのは何故か「ピンクの普通の携帯」。

何故か。何故なのか。

様々な要因を考えまして、そしてそのどれもが「出会い」には
辿り着かず、総て袋小路に迷い込む結果を鑑みまして、結局の所
素直に喫茶店の店員さんにお渡ししたのでございますが。

落し物を届ける、そのごく当たり前の過程において、ほんの一瞬とはいえ
このような貧しい思考回路を持ってしまう「恥」を読者の皆様に
公開しつつ、今回は締めくくらせていただきたいと思います。

それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

韓国音楽専門ソウルライフレコード

 

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