【 つれづれ。。。 】
この巻末の駄文の中では比較的標準語に近い文章を書いてはおり
ますが、普段は関西弁のソウルライフレコード店長の小杉です。
まあ、ひとくちに関西弁とは言いましても京都、大阪、神戸でも
色々と違いがございます。ただ共通して言えるのは
「文字、文章にするには若干不向き」
なイメージがあるのでございますね。
それを今回ちょっと試してみようかと。
と、申しますのも変な夢を先日みましてですね。
あの120年以上経って未だ建築中のスペインのサグラダファミリア
という有名な教会、あれが火事になったというニュースを聞きまして、
それが引き金になっているとは思うのですが。
何故か店長小杉、スペインのその建築現場で働いているのでございます。
店長小杉:「あ、アントニオ親方、ちょっとお話が」
アントニオ親方:「なんや小杉、また女にフラれたんかいな。今年何回目や」
店長小杉:「いや、ちゃいますって。仕事のお話で」
アントニオ親方:「前にお前がミスって用意してた柱が何故か
10本も余ったっちゅうやつか?あれは現場で田中さんに設計変えてもろて
片付いたんちゃうんか」
店長小杉:「それはそれで片付いたんですわ、それでその時田中さんに聞いたら
あと1個部屋作ったらこの教会完成するらしいんですよ」
アントニオ親方:「マジでか?」
店長小杉:「ええ、ホンマはじんわり10年くらいかけてその部屋作るかー、
って予定やったらしいんスが、僕が余らした柱使って作ったら後1年くらいで
完成してまうみたいです」
アントニオ親方:「マジかぁー・・・マジでか・・・困ってまうなぁ」
店長小杉:「何でですのん、完成するのはエエ事やないですか」
アントニオ親方:「お前な、よう考えてみ?この教会のウリっちゅうたら
”120年かけて、まだ未完成でっせ!”ってとこやないか。
観光客もみんなそれ見て”なんでやねん”の一言が言いたいがために
世界中から押し寄せとるわけや」
店長小杉:「はあ・・・そんなもんなんスか?」
アントニオ親方:「いやー、これは参った。参ったで。完成してもたら
タダの”でっかい教会”やないか。」
店長小杉:「いや、そういうもんでもないと思うんスが・・・」
アントニオ親方:「よし小杉、お前どっか隅っこのほうでエエから火ぃつけてこい」
店長小杉:「ええ!?何でですのん」
アントニオ親方:「これで隅っこでもちょっと燃えてくれたら、その修理で
30年は引っ張れるやないか。人の居らん時にやれば大丈夫や!」
店長小杉:「無理ですわ、僕できませんって。もう素直に完成させたらよろしいやん」
アントニオ親方:「根性無しが、お前がやらんのやったらワシがやる!」
店長小杉:「親方、あきませんって!親方!親方!」
アントニオ親方:「放せや小杉!ワシがやったる!スペイン人の根性見とけや!」
・・・。
ここで目が覚めまして。
よくもまあこんな荒くて雑な内容の夢を見れたものだと自分でも
不思議なのでございますが。何故か登場人物全員関西弁だったという事で
それを文章に起こしてみた次第です。
やっぱり何と言いますか、どうにも文章で見る関西弁というものは
何だか妙な感覚になってしまいますね。
まあ特段のオチも無く、何なら若干スベり気味の文章ではございましたが、
今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
韓国音楽専門ソウルライフレコード