【 つれづれ。。。 】
週に1度は実家に帰り、相変わらず30半ばで独身で彼女が居ない
事を報告しているソウルライフレコード店長の小杉です。
まあ、電車で5,6駅程度のところにございますので、気軽に
寄っていける距離なのですね。
で、いつものように実家に寄った帰りの電車。
ガラガラの車内に座った時に右足と左足の間に何か落ちている
のに気づいたのです。
「胸に宝石がついた小さなクマの人形がくっついたネックレス」
明らかに位置からして放置というわけにもいきません。
ただ、拾うにも何だかためらいがございまして、そのまま2駅ほど
やり過ごしてみたのですが・・・。
当然ながら、私の右足と左足の間にはそのクマがついたネックレスが
あるわけなのでございます。
これはやむをえません。
拾い上げると、クマの人形の横に何やらブランドの名前らしき
文字の書いてあるタグが。安価なものでもなさそうです。
・・・。
デザインから考えて、持ち主は若い女の子。
ショートヘアでちょっと背の低い、可愛いか綺麗かでいえば可愛い
ほうに少し寄った感じの21歳大学生。趣味は読書と映画鑑賞。
家の近くのピザ屋さんでバイトをして、お給料が出たので嬉しく
なってお買い物、このネックレスを買ったものの家まで待ちきれず開封。
でもバイトの疲れでうっかり寝てしまい、手から落ちてしまったところで
乗り過ごしてしまった事に気づいてあわてて電車から降りた結果、でしょう。
嗚呼、ついに店長小杉もバカをこじらせて脳をやられてしまったか、
という文章でございますが、これくらいの妄想は自由ではございませんか。
しかし何であれ高価そうなものですから、持ち主は必ず探しているでしょう。
で、ここでまた考えるのです。
届けたらおそらく氏名と連絡先なんかを聞かれるでしょう。
拾い物を届ける時、いつもなら面倒なので教えないのですが
お礼にお食事でも・・・なんて事もあるかも知れません。
出会いなんてこんな所に落ちているのでしょうから。
決めました。
今回は名前と連絡先は教えましょう。
意を決して降りる駅で、駅員さんにネックレスを渡しました。
「これ、車内に落ちてまして・・・落し物だと思います」
「あ、ありがとうございます~」
・・・以上。
立ち尽くす店長小杉。
車内で忘れかけていた自分の携帯番号まで確認したというのに。
まあ良いではありませんか。
高価そうなブランドでしたし、持ち主は喜んでるでしょう。
これをスタッフに話しますと
「あ、そのブランドって全然安いものだから諦めちゃってるかも」
それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。
韓国音楽専門ソウルライフレコード