「回転寿司でベルトコンベアーの上のお寿司達の存在意義」 2009年8月10日配信号

[つれづれ。。。]
☆―――――――――――――――――――――――――――――
歯医者に行き始めてから、なかなか食事面で苦労を続けている
SeoulLife Records店長の小杉です。

やれ削ったり詰めたりしておりますと、口の中が違和感だらけで
食欲もなかなかわかないのですね。ご飯を抜いたりすることも
結構あったりしまして。

で、このままではいけない、と先日お寿司を食べにいきました。

お寿司。

といえば、店長小杉の場合「回っているお寿司」以外に選択肢なぞ
ございません。いつかいつの日か、ベルトコンベアー等の設備が
ないお店でキッチリ停止したお寿司を食したい、とは思うのですが・・・。

そういうわけで、まあ現実に目を背けるわけにもいかず回っている
お寿司の店に行ったのですね。何にせよ久々のお寿司、ちょっと
した贅沢のつもりでございます。

行ってみて驚きました。

昨今のテクノロジーの進化は大したものでして、ベルトコンベアー
に加えてタッチパネルまで付いているのですね、最近のお寿司屋さんは。
回っているお寿司を取るもよし、タッチパネルで映されているメニュー
を押して頼むもよし、なわけです。

初めて見た仕組みの面白さと、やはりタッチパネルで注文したもの
のほうが回っているものよりも美味しかろう、ということで
一緒に行った友人と全部タッチパネルで注文してそれぞれ10皿ほど
美味しくいただきました。

もうお腹一杯、でございます。
そこで友人が言ったのですね。

「これって結局お寿司屋さんの元々の姿に戻りつつある仕組みだよね」

言われてみれば確かにそうです。

お寿司屋さんが注文を受けて握る、というのが原点でそこから沢山作って
ベルトコンベアーで沢山流して取ってもらうというスタイルが出来あがり、
でも回っていると鮮度が落ちていくので注文して握ってもらい持ってきて
もらう・・・。

ここで気になったのがですね

「ベルトコンベアーの上のお寿司達の存在意義」

でございます。

見れば他のお客さん達も回っているお寿司には手を伸ばしておりません。

サービス進化の過程で取り残され、ただただ回り続ける彼ら。
タッチパネルで運ばれてくるものと、元は同じ筈なのに。
不遇、不憫、不運、でございます。

そしてお店が終わったら、彼らの運命はどうなるのでしょうか。

そう思いますと、満腹にもかかわらずせめてもう一皿、ベルトコンベアー
から・・・と手を伸ばさずにはおれませんでした。

なんとなく手にとった一皿が

「イタリアンハムと野菜巻き」

・・・イタリアンのお店でパスタと一緒に活躍したかった筈が、
何の因果かお寿司屋さんに来てしまった上にベルトコンベアーで
流されてしまうとは・・・。

もはや他人とは思えません。

そういうわけで、人生のベルトコンベアーで流されっぱなしの
私が責任を持って食させていただきまして。

実に美味しゅうございました。

それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで・・・。

韓国音楽専門ソウルライフレコード

 

コメントを残す