[つれづれ。。。]
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趣味のバンドで週末にライブを行ったのですが、いい感じに
スベってしまったソウルライフレコード店長の小杉です。
公私共に「音楽でお客様に喜んでいただく」事がテーマな筈なの
ですが、公私の「私」のほうはなかなかうまくいくものでは
ございません。
まあ、スベるのは毎度の事といえば毎度の事ですので慣れてはいる
ものの(慣れちゃダメなんですが)練習もロクにしないまま
ステージに上がり6曲を演奏いたしまして。
最後の6曲目を終えて、さあ降りようと思ったその時です。
お客様がザワザワしているのです。その中からは
「カワイイ!」
という、まあ古い表現になりますが「黄色い声」も聞こえます。
ついに、ついに我がバンドの時代が来たか。
バンドに人気が出れば、30過ぎ独身彼女無しのこの境遇にも
終止符が打てるかも知れません。ええ、モテそうな感じが
するじゃないですか、人気のあるバンドって。
・・・と思いましたが、ちょっと様子が変です。
よくよく考えてみれば「可愛い」という声に相当するメンバーが
居りません。少なくとも店長小杉はそういう事を言われた記憶が
ございません。サラっと悲しい記憶のカミングアウトではございますが。
そこで客席を見ればですね、何度かこの「つれづれ」にも登場している
「2歳の甥っ子」
が女の子に囲まれております。抱きしめられるやらベタベタ触られるやら、
もうハーレム状態です。バンド以上に大ウケでございます。
・・・羨ましい。素直に羨ましい。
そういう店長小杉を「何だよ、こんなのが羨ましいの?」という目で
見上げる甥っ子。
敗北感に包まれたライブでございました。
それでは、今回のメールマガジンはこのあたりで。
韓国音楽専門ソウルライフレコード